2019後半 Book Review

2019.12.11


私は、年2回まとめて本を購入するのですが、2019後半の今期は2冊だけ。

まずは、「小瀬千枝の伝統ニット」。

「北欧・英国 旅で見つけたパターンコレクション」という副題のとおり、英国・アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの各地の伝統ニットの紹介です。

ほとんど小瀬さんのエッセーのような感じですが、実際に行って、実物を見て(ほとんど残っていない貴重なものもあり)、ワークショップを受けたことを書かれているので、とても興味深く、面白いです。

編地は知っているけれど、名前を知らなかったものや、初めて聞いたものもあり、大変勉強になりました(でも、なかなか名前が覚えられない)。

各伝統ニットをアレンジした作品(ベスト)、編み方が掲載されていますので、自分で編むこともできます。

もう1冊は「ベルンド・ケストラーの引き返し編み」。

引き返し編みは、国によってやり方が違っていて何種類かあります。

主なものは、日本式、ラップアンドターン、ジャーマンショートロウ。

ラップアンドターンの方法を書いた本は持っているのですが、ジャーマンショートロウの載っている本がなかったので、1冊持っておこうかな、と思って買いました。

YouTube などでも多くの方が解説してくださっていますが、人によってやり方が微妙に違うんですよね。で、どれが正解かわからないので、まずは基本のものを知った方がいいだろうと…

引き返し編みで作った三角形を組み合わせた巻き物がたくさん、引き返し編みじゃないけど寄せ木編み(?)のマフラー、つばの部分に引き返し編みをつかったキャップ、オールドシェイルの模様のAラインスカートが載っています。

普段、私は日本式(掛け目をしない)で引き返し編みをします。結局これが一番きれいで簡単だと思うんですけどね…

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