February 2018
アルパカレジェーロのテーラードジャケット、ちょっと寂しいかしら、と思ってポケットを編んでみたのですが…
乗っけてみたら、いまいち。
パッチポケットだからかもしれないけど、子供っぽくなったし、バランスが悪いのでやめ。もう、このままでいいや。
あ~、メモにごちゃごちゃと計算してある割り出しをきれいに書いておかなくちゃいけないわ(^^;
通信教育のもそろそろやり始めないと、このまま忘れそうだと思ってテキストを読み始めたら、「デザイン」は作業が多くて読むだけじゃ無理。残りの「著作権」と「教え方」は読んで確認テスト(もちろん、在宅で)受ければいいから、まずはこれをやってしまおう!あ、でも、2月の手編み師範講習はたぶんデザインと色の講座だと思うからそれまでに一応デザインの本もやっておいた方がいい気がする…
実は後回しにしている修了作品のデザインイラストもやらないといけないけど、デザイン自体をもうちょっとしっかり固めないと絵が画けないから真剣に考えようっと。
近畿編針の切替輪針SWITCH(スイッチ)買っちゃったーん。
日本サイズです。不定期で販売され、発売と同時にあっという間に売り切れるのですが、たまたま見たときに出ていたので思わずポチっと…
セット内容は、1号~5号、7号、10号、12号、15号、8mmの竹針と、ネジサイズM1.8のコード20cm、40cm、60cm、80cm、M2のコード20cm、40cm、60cm、M4のコード20cm、40cmです。
ネジサイズっていうのは、針の太さによって、連結部分のネジの太さが異なるのです。
号数の幅が広くて、チョイスも絶妙です。
あと、ストッパーはセットに含まれていなかったので、ネジサイズM1.8とM4を1セットずつ買い足しました。このとき、M2が売り切れていたので、また今度買い足さなきゃ。木製でとってもかわいい。
ケースは選択の余地なしで、ドットでした。内側に針がセットできるビニールのポケット、外側にコードを収納できるポケット。
竹はやっぱりいいですね。弾力があるっていうか、しなりとねばりがあって、手になじみます。
針の長さは10cm、ニットプロのと比べると2cmほど短いです。すっぽり手の中に収まるサイズ。私の手が大きいからか、ちょうど針のお尻が手のひらに当たり、コードが折れ曲がってしまいます。そんなに編みにくいわけではないのですが、そのうちコード切れるんじゃないかと心配。ネジのところがニットプロとは逆です。ニットプロはコードの方にネジがついているのですが、SWITCH は針の方にネジがついています。
Stylish silk(スタイリッシュシルク)絹40%、ポリエステル60%の糸でも編んでみましたが、この糸はギシギシしてすべりが悪いので、ニットプロの針の方が編みやすいかも。
またしても物を増やしてしまいました… それぞれいいところがあって、しかも美しいので良し!とする。
「もう道具は増やさない」なんて言えない。(知ってたけど。)
手編み師範の修了作品のスカート、あれこれ編んでみた結果、この編地で行こうかな、と思っています。
作品テーマは「折り紙」。
イタリアの MONDIAL というメーカーのSCILLA(シッラ)という糸です。
綿100%のテープヤーン。普通にテープヤーンだと思ったら、なんと広げるとリリヤン!どうりで、綿100%にしてはずっしり感がなくて軽いわ。
で、糸が紙っぽかったので、紙の折り目をイメージした編地を作ってみました。
表目ベースに裏目を並べただけなのですが、裏目を縦に並べるとへこんで、横に並べると浮き出るというのが面白いかな、と。山折り、谷折り^^
ちなみに7号で編んでいます。
手編み師範講習の課題、テーラードジャケットは、現物とともに製図も提出です。
普段自分のものを編むときは製図しながら編んで編んでいきながら製図する、といった感じです。基本、同じものは2度と作らないのですが、別なものを作るときに参考にすることはあるので一応ほとんど残しています。ただ、割とざっくりしか作らないので、今回は提出用にきれいに作り直しています。
製図は最初2.5mm方眼の用紙に1/4サイズで手書きします。頭の中にもやっとあるものを形にしていくときはやっぱり手書きでないとうまく形になっていかないので。
PCの製図はエクセルを使います。エクセルに原型を書いたものを作ってありまして、それに手書きした製図と同じように線をひいていきます。
エクセルを使うのは、セルを利用して方眼や編み図を作りやすいからです。また、割り出し計算が簡単にできるという利点もあります。(なんせ「表計算ソフト」だからね。でも本来の目的とは全然違うけどね。)
ただし、PCの前に座っている暇がない時やとにかく早く編み始めたい時には、メモ帳にちゃちゃっと書いて計算してどんどん編んでいくので、今回のようにあとからメモをみながら清書することになります。
割り出し計算をしてくれるアプリも使ってみたことがありますが、簡単なものはいいけど複雑なデザインは対応できなくて、やっぱり自分でやった方が自由度が高いです。
もし、PCで製図をする方法を知りたいという方は、教室でお教えすることもできますよ♪
までお問い合わせください。
アルパカレジェーロのテーラードカラージャケットの着用写真を撮りましたので、GALLERY にアップしました。
丈を長めにしてあるので、おしりまですっぽり隠れて暖かいです(風がなければ)。真冬は無理ね。春秋の少し肌寒いときにお出かけに着ていきましょうか、っていう感じです。ボリュームがあるのにとっても軽いです。
指導者のためのアドバンス・プログラム通信講座の「色彩とデザインの基礎トレーニング」をやりました。
マンセルの10色相環(これはよく見るよね)やトーン分類表を作成。
まずはマンセルカラーシステムの色紙140色にどの色かわからなくならないよう番号を振ることから。あとは、該当する色を切って貼るだけ。
で、配色法について書かれているテキストを読みます。
今まで、世の中にあふれている色の中から無意識に「好き」「素敵」「きれい」と感じていただけのことに名前がついた感じ。「同一調和」「類似調和」「対比調和」「スプリット・コンプリメンタリー」等々。
テキストの最後のまとめに書いてある先生のお言葉、「・・・先ず、自己流を捨て、このテキストの教授する基本の理論や技法、方法論にしたがって作成するよう心がけることがもっとも大切なのです。~中略~ 製作過程で調子に乗ってきた学生は、いつの間にかデザインの原点を忘れ自己流の悪いクセに戻ってしまい、つまらない駄作を作ってしまうということです。・・・」 ひぃ、つ、つまらない駄作…
課題2点、提出なんですが…心して作ります。
「知っておきたい著作権のこと」は特に知らなかったこともなかったのでサラッと読めて、確認テストも終えました。
教室で教わった作品をSNS等WEBに上げることは著作権侵害ですからしてはいけません。って、いまどき作った作品をSNSに上げるなとか言えないしねぇ、私自身もやっちゃってるしなぁ。
それがどこをどう流れてどう使われるかは本当にわからないですからね、確かに気を付けるべきことです。もちろんいい方に転んで、超有名になるとか(PPAPみたいに)もあるけど。
以前に試作を繰り返していたかぎ針編みのルチャ(プロレス)マスク。
編み図だけ作るはずが結局編むのも手伝う羽目に…
イベントに10点出品しました。
マスクの後ろはちゃんと編み上げ(下げ?)になっています。
おかげさまで10点完売!
さらに、3件の追加オーダーをいただきました。
ありがとうございます。
いやだとか、構想が固まらないとか言って後回しにしていた課題、修了作品のイラストと製図。
いよいよ期限が迫ってきたので、「えいやっ」とやってしまうことに。
まだ「どうしよっかな~」なところはあるものの、なんとか形にはなりました。良かった。
でも、製図をもうちっと修正しないと、「で?どう編むつもり?これ。」っていうところがあるんだよね~。
編み物の本を一切合財教室に置いていて、自宅と教室の場所が離れているため、ちょっと参考に見たいときに困るんですよ。
「手編み大辞典」とか。
もう一冊買う必要があるほどの頻度で見たいわけでもないし、高い(8千円超!)し。
悩ましいことです。
2月の新刊本。
昨年9月に、洋書で買った"alterknit"、翻訳本が出ました。
むぅ…もう少し待てばよかったなぁ…
だって、和書の方が安いんだもん。洋書の方はハードカバーでしたが、こちらはソフトカバーです。もちろん、内容は同じです。
かわいい模様、おしゃれな模様、面白い模様、変わった模様いろいろ載っていて楽しいです。
「毛糸だま」春号はモチーフの世界。かぎ針のモチーフ、モチーフ、モチーフ。
この右側のショールがかわいいなぁ。左のスカートもかわいいけど、絶対に着られないわぁ。
そのほか、「輪針活用術」っていうページがあって、見てみたけど特に目新しいことはのってなかった。
もう一つ、「麻と綿で編む、まいにちのニット」
棒針の作品も、かぎ針の作品も載っていてどれも簡単に編めそうなものばかりだけど、かわいい編地でいい感じ。
夏糸でおばさんっぽくならないのは難しいので、こういう本は案外貴重です。
WOOL AND THE GANG の「Oh Baby Set」かわいいねぇ。
コットンの糸で編むお帽子、よだれかけ、くつ下。
かぎ針編みです。
色かなぁ、すごくかわいいの。ベビーブルーとかベビーピンクとかじゃないところがいいね。
キット売りで、もちろん他の色もありますよ。
2月の手編み師範講座1日目は、怒涛の製図マラソン。イラストから製図を起こすトレーニングで、5着!
たぶん、「それがどうした?」っていう感じだと思いますが…、みっちり5時間半、製図製図製図ですよ。
講師は、ご存じ、岡本啓子先生です。さすがに、教え慣れしてらっしゃるので、すらすらとよどみなく授業は進みます。
関西の方なので、大阪弁でポンポンと。ちょっと綾戸智恵さんっぽかったわ^^
ヴォーグ学園でやっている岡本先生の製図のクラスは、金曜日の昼間なので行けなくて…ずっと行きたいなぁと思っていたので、受講できて良かったです。
講師科や指導員科で使う教材って古いからデザインが「昭和」なんですよね。もちろん基本はそこでしっかりやっておいて良かったと思うんですが、それをどう現代風にしていくかっていうところで、悩むことも多いので。
こういうラインを出したければ、製図のこの部分を〇cm… とかっていう所をもう少し詳しく教えてほしいので、やっぱりヴォーグの授業受けに行きたいん!
手編み師範講座の3か月目2日目は、1日目とはうって変わってのんびりムードで進みました。
と、言うのも、先生が一人一人と卒業制作(修了作品)についての相談を受ける時間が設定されていたからなのです(先生はお二人いらっしゃいました)。その間他の人は色合わせの作業を各自しておりました。
それにしても先生、1日目に提出された、およそ30名分のテーラードジャケット、ショールカラー、卒業制作の製図を一晩でチェックするなんて、なんて大変なお仕事なんでしょう!
絶対にやりたくない仕事として私の中でエントリーされたわ(やらせてもらえるわけもないけど)。
なにはともあれ、岡本先生に卒業制作の製図を見ていただき、特に問題がなかったようでGOサインをいただいたので、せっせと編み進みたいと思います。なんせ、また鬼のような課題が待っているので…
私が製図をするときに、困ったら見る本がこちら。
洋裁用のパターンの本です。
編み物用の製図テキストにもさまざまなデザインが載っています(特に古いものほど凝ったデザインが多い)。
でも、やっぱりオリジナルでデザインするとなると、そのままの製図でいいわけはなく…
本来ニットは伸縮性があるため、布で作る洋服よりはラフな製図でいいんですが、上級になればなるほど洋裁に近いパターンを要求されるので、きちんと洋裁の勉強をしたことにない私には強い味方です。
これまで、「Vol.1 トップ編」「Vol.2 スカート編」「Vol.3 パンツ編」ときて、2/16「Vol.4 ワンピース編」がでます。
編み物だとあまりやらない立体裁断のダーツの入れ方とか、スカートの裾をウエストの何倍にするとギャザーのボリュームがどれくらいとか写真でとてもわかりやすく載っています。
布は実際に目の前にある生地を触って張りを確かめたり、ギャザーをいれてみたりできますが、編み物は(めっちゃ大きいスワッチ編んでみない限り)それができない。
布は裁ってしまうと取り返しがつかないけど編み物はほどいて何回でも作り直せるからいいよね、なんてよく言ってますが、明らかなミスでもしない限り編み直すってしないですよ、時間もないし。そうすると、ちょっとデザインが思ったのと違ってても妥協するしかない。
ということは、出来るだけ思っている通りの形になるように製図することってやっぱりとても重要なんですよね。あたりまえなんですが…
パフスリーブのブラウス編み始め。
裾は折り返しで縁を付けないタイプです。
私は、「ゴム編みも、かぎ針編みなどの縁も、なんか合わない気がする」っていうときによく使います。
後からほどける作り目にして、折り返し分の2倍編んだところで、作り目をほどきながら現行の目と重ねて編む、というやり方です。後から縁を付ける必要がなくて楽ちんだし、すっきり仕上がるのでお気に入り。
ところで、編み物でブラウスってどういうこと?と思われるでしょうけれど、要は「プルオーバーだけどイメージしてるのはブラウスなのよ」っていう感じです。
そうしないとなんでもかんでも「サマーセーター」になっちゃって… ギャラリーに作品をあげるときなども、タイトルつけるのに困ることがよくあります。
あせって編み始めたブラウス。やっぱり目が細かくてなかなか進みません。
ざっくりセーターをわしゃわしゃ編みたい衝動に駆られながらちまちまぎちぎち編んでます。テスト前に急に部屋の掃除とかしたくなったりしませんでした?あんな感じだよね。
でも、そんなことをしている暇がないことは火を見るより明らかなのです。だって、修了作品提出まで3カ月しかないというのに、もう一つジャケットを編むという課題が次にやってくるという予告が…
♪くる~、きっとくる~ きゃ~!!!怖いよぅ。
今のうちにデザイン決めて、製図して、あとは編めばいいだけにしておかないと悩んでいる時間はない!
私のクローン、2体ほど発注できませんかね?
この写真のベスト、なんと、「3Dプリンターから、TPU素材の糸を出力空間で編み上げながらプリント新型工法で製作された」そうです。
一昨年の話なんですが、https://started.jp/officialblog/3dprinter
最初は人形のパーツみたいな服で、次に鎖かたびらみたいなのになって、最終的に編み上げる形に。
そうすると、ホールガーメントのニットとか工場の特殊な機械じゃなくてもできるかもっていうことだよね。最近すっかり下火になった機械編みが姿を変えて出来るようになるかも?
って、動画をよく見ると編地ではなく、平織りの生地のような… 「現在のプリンターの性能の上限まで使い切った」と書いてあるので、棒針編みの編地にするにはまだハード面の越えなければならないハードルがあるのでしょう。
まぁ、編み地じゃなくてもすごいことではありますし、服をデータで買ってプリンターで出力とか可能になるんでしょうね。
いや、もっといくとさ、実際に身に付けている服は体調管理とかの機能を備えた快適さを追求したものになって、デザインとか装飾的な部分はデジタルでビジュアル化して纏うみたいなこともできるようになるんじゃないかなぁ。
それ、いいなぁ。
オリンピック、カーリング女子の応援に来ていた藤澤選手のお母様(たぶん)、ストーンの形のお帽子手編みしました!って、持っておられましたね。かわいかった(画像探してみたけど見つけられなかったわ)。
それはさておき、パフスリーブのブラウスは脇の直線を終えて、ラグランラインの減目に入りました。
3月の講習前にブラウスだけでも編み終えたかったけどちょっと無理だなぁ…
「わー」とか「ぎゃー」とか言ってるうちにあっという間に6月(師範修了時期)になってるんだろうね… がんばろう。
ここ数年、手編み用糸の極太化が止まらないのに反して、じわじわ流行っているのがタティングレースやオヤ(トルコの伝統手芸)などの繊細な手芸(ビーズクロッシェも根強いですよね)。
タティングなんて結構昔からやってるわよっていう方も多くいらっしゃると思いますが、最近は小さなモチーフをアクセサリーにしたりするのが流行りですよね。正統派のタティングは本当に繊細で美しいです。
上手な方が編んでいる手の動きがきれいで好き。
オヤは私が初めて知ったのは10年ほど前ですが、あれよあれよと広まりましたね。トゥー(かぎ針)オヤ、イーネ(縫い針)オヤ、ボンジュク(ビーズ)オヤ、メキッキ(シャトル)オヤなど、名前がトルコ語になっただけで、これまでもやっていた手芸だけど、色使いとかデザインが新しいっていうところがいいんでしょうね。
もともとは布の縁編みだったり、ブレードだったのですが、こちらもタティング同様小さなモチーフでアクセサリーをつくったりするのが流行っていますよね。
色々ゆとりがあったらこういうものもやってみたいですが、ただ作ってみたいだけで、欲しいかっていうと欲しくはないんですよね。その出来上がったモノ。
あ、だから手芸の好きな近所のおばちゃんって作ったものをどんどんくれるのか!?
この、とってもかわいいお道具たちは Cohana(こはな)という手芸用品ブランドのものです。日本各地の伝統的な匠の技術を生かした、地域産業や工芸にこだわったもの。
ボタンの形の南部鉄器の文鎮や、糸巻きの形の波佐見焼のマグネット小物入れ、細々したものを分けてたくさん入れられる大阪の帆布のバッグ等々。実用的で使い勝手の良さそうな、職人の技が光るいいものばかりです。
カラーラインアップは、基本どのアイテムも「黄水仙」「薔薇色」「水浅葱」「露草色」「深川鼠」の5色で統一されています。
そして、一番目を引くのは、広島のトンボ玉のついた大阪のまち針。
めちゃくちゃかわいい!きれい!このパッケージもかわいい。でも…3本で1,200円…1本400円…まち針なんていっぱい要るのに。
コラム「棒針編み・かぎ針編み」アップしました。
棒針編みが好きな方とかぎ針編みが好きな方ってわりとはっきり分かれますよね。
私の個人的なイメージは、かぎ針編みはフェミニンなイメージ。「デコラティブ」「ピンク」「ひらひら」「かわいい」「綺麗」といったキーワードがうかびます。棒針編みはどちらかというとマニッシュ。「シンプル」「トラッド」「無骨な」イメージ。もちろんそう画一的ではありませんが。
パフスリーブのブラウス、後ろ身頃が編めて、前身頃に入ったんですが、襟ぐりを当初思っていたのより広く取りたい、と製図を直し、後ろ身頃の脇から上部分をほどいてしまいました。
この Stylish silk という糸、絹40%ポリエステル60%で、繊維がとても細いので、手が少しでも荒れていたりするとひっかかってしまいます。かといって、手が湿っていたり油分が多いと、とたんにぎっしぎしになって糸が動かず、ものすごーく編みにくくなるのでクリームなどをつけることもできない。すべすべさらさらのお手々じゃないと編めないというセレブなお糸様。
お糸お嬢様のご機嫌を取りながら、ばぁやはせっせと編むですよ~。
そして、袖の部分のパフりにちょっとデザインを加えたので編み方に頭を悩ませているのです…
編み直しの後ろ身頃は置いておいて、何とか週末で編んでしまいたい、と頑張って前身頃を先に編んでしまいました。
しばらくはこのペースで編み続けなくてはいけないので、手・肩を壊さないようにストレッチ入れながら…
私が自分を追い込む時は、タイマーかけて編みます。まず2段(1往復)何分で編めるか計ります。で、30分とか1時間とかで何段編むか決めて、タイマーをかけて編み続けます。目標段数編めたときに、その時間をどれだけ縮められるか自分との闘いです。
但し、スピードよりも重要なのはきれいに正確に編むことなので、間違ったり納得がいかなかったりすると、ほどいて編み直します。すると余計に時間がかかるので、速けりゃいいってもんじゃないのです。じゃぁなんで時間を計るのかというと、編んでいる最中にお茶を飲んだり、ぼーっとしたりすることがなくなるので、要は集中して編むから、トータルで時間が短縮できるということなのです。
これ、実は子供のお勉強も同じ。1ページ〇分!って、タイマーかけてやると宿題もあっという間に終わりますよ。
次の課題、予告によるとアフガン編みのジャケットです。
アフガン編み…セミプロでセーター編んで(ベストだっけ?)、あ、なんか巾着ポーチ編んだね。あれ、いつだっけ?やっぱりセミプロかな?そういえば、針山も編んだねぇ。
講師科でジャケット編んで…あれ以降編んでないわ。
さて、テキストを掘り出してきてっと。
ほとんど使ってないので、きれいなもんです。
えーっと、ジャケットね。たぶん衿は必須だと思うので、リバーシブル模様だな。ジャケットなので、透かし編みとかは外して、シンプルな地模様がいいかな。
このあたりね。このチェックのような模様、いいね。
糸が指定で、まだ何かわからないので、あとは糸を見てから決めよう。
あ、そういえば、このまえNHK「すてきにハンドメイド」で広瀬先生がリバーシブルアフガンやっていらしゃいましたね。
あったあった。これはプレーンアフガンのリバーシブルね。簡単でいいかも。
さて、後ろ身頃ですが、気になる…気になる…
なぜか1段きつかったようで、スジがはいってる。ずっと目をつぶってたけど、う~ん、やっぱり気になる!
どうせ編み直すなら、というわけで結局さらに60段ほどほどいてから編み直しました。
半日で復旧できるか、と頑張りましたが、あと10段っていうところでのろのろとしか手が動かなくなり、断念。おしい。
別にどこかがすごく痛くて、とかではなく、ただ単に動かなくなるという…駄々っ子のような手。
なんにせよ、無理をするといいことは何もないので就寝。
※後日、このスジはサイズ確認のため途中でブロッキングしたときに、下の紙(実物大製図)の折り目が写ってついていたことが判明!編み直すことなかったじゃーん!