January 2018
手編み師範講習課題の2つ目、ショールカラーの編みあがりです。
実際につけるときはこんな形。
今回は縁をつけるところまでは課題ではなかったので、縁を切り取った部分だけです。
これで、とりあえず1月の講習までに提出の課題は終えまして、ジャケットの製作をがんばります。
修了作品にもそろそろかからないとねー。
アルパカレジェーロで編んでいるテーラードジャケット、後ろ身頃ができまして、前身頃途中。
ジャケットなので、前身頃は2枚にわかれます。で、2枚同時進行で編んでいます。途中、ダーツの部分は4枚にわかれてしまうので、ここは左前身頃と右前身頃それぞれに編んで、ダーツが終わるところで揃ったらまた同時に編み進んでいきます。この糸は軽くて糸長がありますので、ジャケットを5玉で編んでしまおうというすごいことになっているのですが、大丈夫かなぁ?今たぶん、3玉くらいだと思うんだよね…じゃぁ大丈夫か。引き上げ編みをいれてこれだから、メリヤスだったらもっと少なくていいんだね。
まだ縁とボタンは迷い中。どうしよう…
あと、どうしてもこのふわふわした糸の感じとテーラードジャケットがしっくりこなくて、いまいちすっきりしないんだなぁ…
テーラードジャケット、前身頃が編みあがりました。
前衿は身頃からつなげて編んでいます。後ろ衿はあとから別に編んで、くっ付けます。編んでいる途中で、あ、ここは縫い代に1段いるねー、とかいろいろ思い出しつつ調整しながら編んでいるという…こんないい加減なことをしていては怒られますね。
そして、後ろ身頃に重大な過ちを発見。ダーツの幅は6目、左右に分けて増減しますので、片側3目なのに、何を思ったか片側6目増減してたんですねー。
自分の馬鹿さ加減にあきれるわー。他のこと考えながらやってたんでしょうねぇ…
とうわけで、後ろ身頃編みなおし。しゅん…
テーラードジャケットの編み直し後ろ身頃、ほぼ復旧しました。
ふぅ、太い糸で良かった…
ところで、この糸はスチーム当てていいんですかねぇ。ナイロンが入っているので、低温かな。
ラベルを見てみましょう。えーっと、「あて布使用」とあります。
あて布したらふわっふわ感がおさえられてしまわないでしょうか。軽い布にしたら大丈夫かな。
ところで、この糸のラベル、なんで朝食(?)の写真なんでしょ?
これはなんでしょう。
A:編み針です。
Wool And The Gang の25mm棒針です。
友人が、先方の手違いで同じものが2組になったので、とくれたのです。
25mmって、どんなに太いかと言いますと…
私の持っている中で最も太い12mmと比べてもこんなに太い!
12mmのを最初に見た時も思ったけど、もはや編み針とは思えない…
なんだこりゃ(笑)
一番細い2mmの針と並べると、2mmの針が糸か、はたまた縫い針のようです。まぁ、2mmの針なんてもともと糸か縫い針のようですが。
この針で編めるような糸、持ってないなー。極太を2,3本引きそろえてみると面白いかも。ガチャガチャっとおもちゃ箱ひっくり返したみたいなセーター。かわいいね。うゎー、編みたい。
25mm棒針を見ていたら、どうしても編んでみたくなって手持ちの糸を引っ張り出して編んでみました。
毛糸ピエロの福袋に入っていたもので、とてもかわいいんですけど自分用にはかわいすぎるので、お蔵入りしていたのです。
ピンクのは、BRUNA(ブルーナ)というイタリア糸、ウール43%アクリル49%、ヴィスコース8%です。濃いピンクの中にブルーやグリーンのネップが入っています。オレンジのは、Round Heart(ラウンドハート)毛82%(内キッドモヘヤ13%)アクリル13%、ナイロン5%です。モヘヤのループがくるんくるんかわいいです。イエローのは、プロバンスシリーズrover(ローバー)ウール100%です。
ピンクとオレンジが10玉ずつ、イエローのが5玉あります。これだけあればセーターできるだろう、とゲージ取ってみました。
なので、ピンク2本オレンジ2本イエロー1本の5本どりです。編みにくいっ!
でも、太いので編み地がみるみる大きくなっていきます。
う~ん、やっぱりこれを着るのは勇気がいるなぁ…
ちょっと編んでみたかっただけなので、もう満足。
時間が出来たらまた別の糸で編んでみようっと。
この棒針、何かに似てるなぁ、と思っていたのですが、「何か」がわかったわ!
ゴルフのティー。ほら、そっくり。
テーラードジャケットの後ろ身頃の復旧も無事終わり、前後身頃がつながりました。
脇とダーツが前後に2本ずつあるので、はぎ合わせるのに結構時間がかかります。とじ・はぎって、やる前はとっても憂鬱なんですが、やってしまえば満足度が高い。
もう今となっては、とじ・はぎで目や段が合わないってことはほとんどなくなりましたが、昔は1段ずつはいでいったはずなのに最後で片方がすっごく余ったり、減目位置が合ってなかったり、なんてことは良くありました。
きちんと習わなかったら一生わからないままだったろうなー。人間、いくつになっても成長しますね。
「習うより慣れろ」っていうけど、「習ってから慣れろ」だよね。
クラフトハートトーカイで、桜の木のパネル生地(90㎝×146㎝)が新発売!
パーティーの飾りとか、写真の背景とかいろいろ使えます。
入学式に桜が散っちゃってること、良くありますよね~。
お花見に行けない方、お部屋や病室に飾ったりするのもいいかもね。
毎年ツリー柄のがクリスマス用に販売されて、あっという間に売り切れる人気商品なのですが…
皆様いろいろ工夫されて、飾り付けておられます。
場所を取らないからいいですよね。
昨年は、中サイズ(90㎝×146㎝)のほか小(60㎝×106㎝)、大(106㎝×170㎝)も発売されて、大になるとかなり見応えがありました。でも貼るスペースの確保が大変かも…
最初、私は特に欲しいとは思ってなかったけど、あまりに売れるのでだんだん買おうかな…とか思ってきた。
今からオーナメント作り始めるべき?
アオザイを編んだ時に使った、毛糸ピエロの CYRUP(シロップ)。また機会があればぜひ使いたいと思っていて、安くなるたびに買っておこうかどうしようか迷っていたのですが、どうも在庫処分にはいったのか、半額になっていました。いくつか売り切れている色もあるし、これは買い置きしておかなくては!
というわけで、7色各3巻買っちゃった。おほほほ。
時間がなくて、詳細はまた後日。すみません。
今日、明日は師範講座2か月目、またリポートしまーす。
13日、14日と手編み師範講座2か月目の講義に行ってきました。
デザインイラストのお勉強です。
デッサンの基礎を「端折って、端折って、かいつまんでやる」感じ。
まずは、ざっくり説明があり、ヒトガタクン(人体フィギュア)を平面にしたようなお手本(門外不出だそうでお見せできません。ゴメンナサイ)の上に紙を置いてトレースします。それに肉付けをしてヌードを描きます。
その上に服を着せていくという手順。
で、最後にファッション雑誌から服を切り抜いてコーディネートし、コラージュしたものをイラストに描きおこしました。
絵を描くのは苦手なので、つらい2日間だったわー。
えらい先生とかだと、デザインしたものをイラストでしゃしゃっと描いてスワッチ付けて「これで、作品に仕上げてね。よろしく。」ってお弟子さんとかに渡すんだろうなぁ。
来月までに修了作品のデザインイラストを描かねばなりません。はぁ…
リッチモアのパーセントミニ、出たとき欲しかったよね~!
「揃ってる」が大好きな私。全色並べて飾るのが夢だわ。
…と喜んでいる場合ではなく、これは実は手編み師範の課題用なのです。なので、全色はなくて30色。岡本啓子さんチョイスの詰め合わせです。2パターンあって迷ったけどこちらを選びました。
3カ月目の講習は岡本啓子さんの講義です。楽しみ。色合わせとかやるのかな。
前にちらっと書きましたが、これで4cm角のかぎ針編みモチーフを各色2枚づつ、60枚編まなくてはいけないのでぇす。隙間時間にちょこちょこ編めるのですぐできると思うけど、アイロンが面倒だよ…
ハマナカ・リッチモア、スキー毛糸、ダイヤモンド毛糸、オリムパス、横田ダルマの2018年春夏の新作糸発表会に行ってきました。
まずはハマナカ・リッチモア。ハマナカはフラックスKの新作が出てたけど特に目新しい糸はなし。ラメ入りヤーンが多かったです。
リッチモアの今年のテーマはロシア。ロシア革命から100年の記念の年だからだそうです。新作糸も「エカテリーナ」「マトリョーシカ」「カチューシャ」とロシアにちなんだネーミング。「エカテリーナ」は段染めの夏糸らしい糸。「マトリョーシカ」はドット柄とストライプ柄が表裏にロールプリントされたテープヤーンです。「カチューシャ」はナイロン芯に細ーい糸をコイル状に巻きつけた極細の糸で、とってもきれいでした。写真の左のアンサンブル(先日イラストの講義をしてくださった大田先生のデザイン)と右のワンピースに使用されていました。かぎ針でも棒針でも透かし模様がとってもきれいに出ていました。ローゲージの棒針で編むのもいいと思う。ちなみに真ん中のウエディングドレスは岡本啓子先生のデザインです。
あと「シルクリーザ」というテープヤーンも出てました。こちらは模様無し、ソリッドカラーです。
スキー毛糸の「スキーミリネ」はコットンの糸をネット状のチューブでくるんだ糸。昨年のハマナカの「ドーナツ」や、ウイスターの「エアーコード」と構造は同じ感じだけど、クラフト糸ではなくウエア用。色がきれいでした。
ダイヤモンド毛糸とオリムパスは特に新しさを感じるものはないかな…
「ラメ シルク リネン コットン 段染めで あぁ夏糸や夏糸や」
で、色がね、なんか暗ーいんですよ。若々しくないの。見本作品のデザインも古典的だし。もちろん、こういったデザインが好きな方もいらっしゃいますので根強い人気があるんでしょうけれど。
あ、がーりーはんどめいらー神戸秋弘さんがタティングを教えておられました。NHK「すてきにハンドメイド」の時に着てらしたかぎ針編みのパンツはいてらっしゃいましたよ。
最後は横田ダルマです。「Knitting Cotton(ニッティングコットン)」は棒針で編むことに特化した糸。夏糸というとどうしてもかぎ針編みに偏りがちですが、そこをあえて棒針で!って主張してくるところがいいですよね。
「LILI(リリ)」はコットンのリリヤーンでジュートを包んだクラフト糸。こちらも「ドーナツ」系の糸ですが、「ドーナツ」よりだいぶ細いので使いやすそうです。ジュートの張りと綿の肌触りをいいとこどりした糸。
以上、2018年春夏新作糸レポートでした~。
糸そのものの写真が撮れていないので、いまいち伝わりにくかったかもですが…
やっぱり、見て楽しいのはリッチモアさんとダルマさんでしたね^^
以前から気になっていた糸、Knittingbird(ニッティングバード)の「一期一会糸」、工場で出る残糸を引きそろえて巻き直した糸だそうです。ときどき見てはいたのですが、何を編むかがイメージ出来なくて買わずにいました。
で、同じニッティングバードオリジナル糸にチャンキーヤーンがあるではないですか。いままでどうして気づかなかったのか不思議。「一期一会糸」のページしか見てなかったんだわ。
他にもダブルリリヤーンの糸や、コットンのファーヤーンなど面白い糸を作っていらっしゃいます。へ~。
は、ニット専門のウェブマガジンです。数回見たことがあるんですが、あんまり覚えていなかったんです。で、「一期一会糸」を見ていたときも、ニッティングバードと結びついてなかった…
サンプル取り寄せてみたので、届いたらまたレポしますねー。
テーラードカラーのジャケット、袖が編めまして、身頃とつながりました。
5玉でいけるかと思っていましたが、微妙に足らず、1玉買い足しました(残念)。もうちょっとジャケットの裾、短くすればよかったかな…ま、縁にもいるからね、買ってしかるべきだったのですが。
上衿は色を変えるつもり。あ、そっか、上衿の色を変えなければ買い足さなくてもいけたんだ。
あとは上衿編んで、縁を付けてボタン付ければ出来上がり♪
なんか、ふわんふわんで頼りな~い(笑)いいのかな、こんなんで。
来月の手編み師範講習までに修了作品のアイデアを固めて、スワッチも編んでいかなければいけないのです。
スカートとブラウスを編むつもりにはしているんですが、糸、どうしようかな~、と悩んでいたら、毛糸ピエロの在庫処分で半額になっていたのでブラウス用に Stylish silk(スタイリッシュシルク)を購入。絹40%、ポリエステル60%。
シルクのキシっとした感じと、テロンとした落ち感があって、でもポリエステルが入っているのでダレない。
2号で編んでいます。かのこか市松にしようかなーと思ったりもしましたが、やっぱりこのつやはメリヤスでないとね。
シンプルにいきます。
「また、こんな細かい目のもの編んで~、ばかじゃないの!?」
って言われるんだろうねー。はは…
スカートの方は、以前に買ったテープヤーンを使おうと思っているのですが、編地を決めかねて色いろ試行錯誤中。
先日、Amazon.com で面白い編み物本を見つけて、思わず買ってしまいました。アメリカの本なんですが、身頃、襟ぐり、袖、襟…とそれぞれ5,6種類のパターンがあり、1つずつ選んで組み合わせてイージーオーダーのように好みのプルオーバーが作れる、というもの。
各パターンには、XSから4Lまでのサイズとゲージを表にしたものがついており、作り目数やら減目数などが一目瞭然。
例えば、1インチに5目(10cmだと20目)のゲージの糸でMサイズを編みたければ作り目は74目、っていう具合に表に数字が入っているのです。袖ぐり、襟ぐりなども同様にすべて表になっています。
要は、割り出し計算をしなくてもいいよ~、っていうことです。
毛糸を決めて、スワッチを編んだら、表を見て編みたいサイズの目数を作り目し、どんどん編み進められます。
裾の縁編みも10種類以上あります。あとポケットとかフードとかのパターンも載っていますので、例えばこんなセーターが出来ちゃうよ!っていうことです。
最近の手編みの傾向として「まっすぐ編むだけ、簡単」「太い糸で短時間に出来上がる」みたいな方向にどんどん進んで行っていますが、そればっかりじゃぁ面白くない、と思うのです。
オリジナルのセーターを作りたい、と思う方はたくさんいらっしゃるはずだけど、手編み講師の資格を取ろうかっていう方以外、製図なんてもちろん、サイズの変更や割り出し計算も知らないのがふつうですよね(知ってても面倒くさい、とか計算はどうしても苦手という方も…)。そういう方にはいい本だと思います。
この本もパターンはそんなに精密じゃないし、とじ・はぎや端の始末なども簡略化されていますが、そこそこ形にはなると思います。
あれ…? そうすると私の仕事がなくなる!?
昨日の本と一緒に買った、おざぶの本。以前から何度か見ていたのですが、ついでなので購入。立体的で面白い編み方のものがたくさん載っていて楽しいです。
表紙のコイル編みのなんて、ふかふかで気持ちよさそう。座ってぺしゃんこにしてしまったらもったいない気もするけど。
パンジーの円座とか、一筆書きの角座とかどうやって編んだんだろう?って思うものや、フリルをたっぷり重ねたものなど編むのも楽しそう。リフ編みの6角形のも載っています。これ(キラリネのたわし)と同じ。
おざぶはあまり使うこともなさそうなので、何かに応用できないかな~、と考えています。バッグとかにしても可愛いかもね。
ずっと欲しくて、先日とうとう買ってしまった毛糸ピエロのCYRUP(シロップ)。
どういう糸かといいますと、アクリル52%、ナイロン29%、ポリエステル6%、指定外繊維(植物系再生繊維)13%、極細のいわゆる添え糸ですね。
それぞれ3色くらいの段染めになっていて、シルバーかゴールドのラメが入っています。ところどころにノットがあります。
購入したのはこの7色各3巻。
#11 レモンイエロー
#12 ブラウンシュガー
#13 ピーチソルベ
#15 スイートグレープ
#16 コットンキャンディ
#20 サワーチェリー
#21 グリーンティー
売り切れていた糸がいくつかあったけど、欲しかった色が全部残っていたので良かった~^^
ちなみに、アオザイを編んだ時に使った #19 ブルーハワイは売り切れでした。
本体はハマナカのサリエと引きそろえたのですが、縁はかぎ針でシロップ単体で編みました。ノットが引っかかってとても編みづらかった覚えがあります。
たぶん、他の糸と引きそろえると大丈夫なんじゃないかな。
手持ちの糸にちょっと一味加えたいとき、雰囲気を変えたいとき、華やかさを出したいとき、こういった糸があるととっても便利です。
買い置きしておいて良かったと思ったものは、リッチモアの ELK(エルク)。アクリル34%、アルパカ33%、ナイロン24%、ウール9%のファーヤーンです。ファーヤーンってほとんどアクリル100%なので、ウールやアルパカが入っているのは珍しい、と買っておいたのです。
襟や、縁にちょっとアクセントをつけるのにたいそう重宝します。今回、手編み師範の課題のテーラードカラーのジャケットも縁に使用しています。
リッチモアがエルクの次の年に出したのが、メインクーンとチャウチャウというファーヤーン。
メインクーンはアルパカ混で、グラデーションカラーなところがいいし、チャウチャウはモヘヤ混なので、編んだ時にボリュームがでていいんじゃないかしら。
エルクがまだあるので、もう買いませんけど… 廃盤セールとかになったら買っちゃうかもね。
リッチモアの2018年春夏糸見本帳を入手したので、新作の画像をアップしますね。
エカテリーナは段染めの夏糸らしい夏糸。
マトリョーシカは片面にドット、もう片面にストライプがプリントされたテープヤーン。編地になるとドットもストライプもよくわからなくなりますが… 色がかわいらしい。
私が一番惹かれたのはカチューシャ。すっごく繊細な糸で、しっかりとした張りがあって、透かし模様がとってもきれいに出ます。色も、どれもきれい。これは使ってみたいですね。
シルクリーザは絹100%のテープヤーンです。表面に細かいシボがあって、ちりめんのようなテクスチャーです。着物っぽいの。これでショールを編んだら、それこそ和装にも使えて、お着物を着られる方は重宝するんじゃないかしら。オールシーズン使えますよね。
Knittingbird の糸帳が届きました。
まずは、スーパーチャンキーなスライバーヤーン、WAKUWAKU(わくわく)から。
スライバーとは、糸に紡ぐ前の原毛の状態をいいます(フエルトマスコットなどを作る羊毛フエルトがこれです)。手編み用に多少加工してあるようですので、編んでいる最中に切れたりしにくいようになっているのでしょうか。
直径2~3cmはあろうかという太さ。ベージュの糸見本のようなぐにゃぐにゃも交じってることがあるっていうことですね。ウール100%。ふわふわでやわらかいです。毛玉ができやすいでしょうけどね、しょうがないよね。
240g 4104円(税込)。お得な6玉セットもあります。
次に、リリヤン系5種類。ここ数年台頭著しいリリヤン糸。各メーカーがこぞって作っていますね。太い糸を軽く仕上げることが出来るのが利点です。
「リリヤン」か「リリアン」か… このメーカーは「リリアン」ですね。「リリヤーン」っていうところもあるよね。(ここでは「リリヤン」でいきます。)
ウールで編んだリリヤンの中にポリエステルのリリヤンを包んだ糸。直径7mmくらいです。
100g(約26m)1,944円(税込)、40g、500gの販売もあります。
外側が綿ブークレーなのでタオル地のようなさらっとした肌触り。直径は6mm程度です。
100g(約46m)1,404円(税込)、50g、500gの販売もあります。
外側がコットン100%のリリヤン。接写写真では毛羽が見えますが、普通にコットンジャージのようなリリヤンです。直径3mm程度。
100g(約39m)1,620円(税込)、50g、500gの販売もあります。
とても伸縮性に富んだリリヤンです。編む時に糸を伸ばして編んでしまうとぎちぎちになるので、テンションをあまりかけないように編まないといけない、ちょっと編むのが難しそうな糸。
直径6mm程度。
100g(約38m)3,024円(税込)、50gの販売もあります。
ポリエステルのリリヤンにウールを吹き付けた糸をさらにリリヤンにした、という糸。毛糸ピエロの「Lara(ラーラ)」っていう糸があるのですが、それをリリヤンにした感じ。直径約8mm。
100g(約23m)2,376円
最後にファーヤーン3種です。ちょっと気になるテカりがありますが、編んだ時のボリュームが結構ありそうです。Motto(もっと)なんて、毛足がなんと6cmもあり、ゴージャスな感じが出せるのではないでしょうか。
そして、織り機で布を織るときに出来る「房耳」を利用した糸。綿のファーヤーンという珍しいアイテムになっています。マットとか編んだらいい感じ。とても吸水性が良いそうです。
100g(約80m)2,700円(税込)、40gの販売もあります。
100g(約37.5m)2,700円(税込)、40gの販売もあります。
260g(約50m)2,592円(税込)、生成り以外にライトベージュ、赤白、パープル(ラベンダー)がありますが、それら生成り以外は240g巻。
わりと面白い糸ばっかりですよね、今までにない物が出来そうな楽しみがある糸。ネーミングも面白いですね。
全体的な印象としては、色使いのせいか、ベイビー&キッズ向けなイメージが強いかな。
先日、古書店で新古本で見つけた本。世界30か国の編み物を集めた本です。
各地の伝統的な編み物を写真で紹介しています。編み図や編み方は載っていませんので、図鑑的なもの。
ヨーロッパやアメリカ・カナダの編み物はよく知られていますよね。フェアアイル、アラン、ロピー、シェットランドレースなどなど。最近は北欧のものもたくさん紹介されていますしね。
イギリスの1950年代のティーコゼー、プリーツを1枚1枚編んでつなげたのかなぁ…横に長ーく編んでからタックを取って形にしたのかなぁ…
ラトビアのくつ下、すごく細かいです!なんていうんだっけ、矢斜に編む模様。あ~忘れた。林ことみさんの本に載ってなかったっけ?
オランダのかぎ針の鳥さん、めっちゃかわいい!
ペルーの、古代ルーピングの飾り。ルーピングは針で作る糸の環をつなげ、らせん状に編地を作っていく編み物の元祖とも言われる手法だそうです。鎖編みみたいな感じ?
ケニヤやアフリカなど、あまり編み物のイメージがない国のものも紹介されていたし、日本からはストレッチ編みが紹介されていました。ストレッチ編みって日本発祥なんだね。でも、もう廃れてますよね…私も名前くらいしか知らない。
編み物の歴史って、体系的に研究されていないそうです。たぶん、自然発生的に世界各地で作られて、口伝えで伝承されているから、やろうと思っても無理なんだろうけど。
アルパカレジェーロのテーラードジャケットできました。課題のタイトルは「『素敵な』テーラードジャケット」なんですけど…すてきかしら?
ほわほわふわっふわです。リッチモアのファーヤーン、エルクで縁取りしてさらにふわふわにしたったー!同じリッチモアだから、色がぴったりシンクロしたので。
丈長め、ジャケットコートっていう感じですかね。伸びるだろうと思ったので、小さめに作ったのですが、やっぱり伸びますね。
ふにゃふにゃで形が定まらない。
裏地を付ければいいんでしょうけど、課題作品なので余計なことしない方がいいかな~とか思ったり。この毛糸、結構遊び毛が飛ぶんですよ。編んでいる最中、くしゃみはでるわ、なんか毛が顔についてる気がしてかゆいわ、早く手放したかったので、色々と気に入らないことはあるけれどとにかくできて良かった…
ポッケつけようかな、まだ毛糸余ってるし(←懲りてない)。
ボタンは、クラフトハートトーカイで詰め放題で買ったボタンです。わーいぃ、役に立った~!プラスチックだけど、象牙っぽい見た目でいい感じですよ。重さもあまりなかったので、ぶらーんってならないです(裏に力(ちから)ボタンつけてます)。
着てみたところはこんな感じ→→→GALLERY
以前にご紹介したドキュメンタリー映画「YARN~人生を彩る糸~」観てきました。
入り口にあったディスプレイ。
内容はオフィシャルサイトを見ていただく方がわかりやすいと思うので、私の感想を少し。
オレクとティナには圧倒されました。とにかく編んで編んで編んで、それをどんどん発信している方たち、パワフル!です。いまいち共感はできなかったけど。
サーカス・シルクールがすごく良かったわ~、全部見たい。今年10月に東京で公演があるそうですが、大阪には来てくれないのかなぁ。
堀内さんは、とても聡明そうな方でかっこよかったです。最初、糸を編んだオブジェを創って展示しているだけだったけれど、ある時「糸は人と共になければ」って思って、子供たちが遊ぶことで完成するアートとして、集団ハンモックを作るようになったそうです。私は、飾るだけのものは極力作らない、着られるもの、使えるものを作ることを信条としているので、ここにはとても共感できました。
そして、羊かわいかった~!!ネコと犬もね^^
シネリーブル梅田は2月2日までですので、観ようかなと思っておられる方はお急ぎください。
観終わってからチラシを見つけて持って帰ったので、あとから気づいたのですが、編み針持っていったら200円引き!
「もぅ~、早く言ってよ~!」