December 2023
PURL SOHO のフリーパターンに出ていた、The Incredible Blanket かわいい。
かぎ針編みの Spice of Life Blanket っていうのが流行ったことありましたけど、ちょっと似てますね。
ただこれ、一見かぎ針編みのように見えますが、棒針編みです。
引き上げ編みを使った模様で、2段ごとに色を変えていくだけです。
こういうの、余り糸の消費にいいよね~。
amirisu の新作キットはフーディー、「Mikey」 キット。
昨年、バラクラバ(目出し帽)が流行った(?)けど、正直被るのは抵抗があって、それならカウルでいいかなーって思ってたけど、フーディーなら被らなくてもつけてるだけでかわいいよね。
使用糸は、amirisu Swing または amirisu Swing Handdyed。33色もあるので、手持ちの服に合わせることができます。使い勝手のいいベーシックな色もいいし、差し色にネオンカラーもいいね。
先日、「出来上がりました」とブロッキングしている写真をアップしたのですが、襟あきがちょっと大きすぎたので、ほどいて編み足して真に完成しました。
ゲージ調整で襟を詰めたのですが、くっきりわかっちゃうなぁ……もう一度洗濯したらわかりにくくなるかな。
こうやって、編み足したりできるのが手編みのいいところですね。
さて、次に編んでいるものはマラブリゴの Lace を使ったセーターです。
027 BOBBY BLUE と 150 AZUL PROFUNDO を2本引き揃えて、3号で編んでいます。
画像よりもう少し暗い色なんだけど、2色が混ざり合っていい感じに陰影が出ています。
裏目4目、表目1目の模様なんだけど、逆に裏面を表にしてもいいかなぁ、と迷い中。
今のところ、セットインスリーブでタートルネックにするつもりです。
”Pom Pom Quarterly” が Issue 48 をもって廃刊になるんだそうです。
最後だからということでしょうか、テーマは「Check Mate」チェック柄の特集です。
表紙のおサイケなチェックもすごいけど、様々な手法をつかったチェックの表現が満載です。
いつも、ポップでユニークなデザインの宝庫だった『Pom Pom』がなくなるのはさみしいなぁ。
MY FAVOURITE THINGS・KNITWEAR の新作は、Scarf No.4。
平べったい三角形で、2重に巻けるほどの長さがあります。とてもコンパクトで、でも暖かそう。
この形、使いやすいのかも。
横に編んでいくと言えばいいのかな?端の細いところから編み始めて、増目→減目で三角を作ります。
1段の目数が少ないからどんどん進みそう。
表目と裏目だけで構成された模様は、ちょっと遺跡の壁みたい。
Eylul に入荷した Botanique by Ayano Tanaka 糸セット、Biches & Bûches の Le petit Lambswool 5カセと、Le petit silk mohair 6玉がセットになっていてめっちゃかわいい。
セーターもかわいいんだけど、色がいいですねー。めちゃくちゃ色数の多い Le petit Lambswool(67色!)と Le petit silk mohair(43色!)の中からチョイスして引きそろえるのはなかなかに大変な作業だと思います。まったく同じ色を引きそろえるのではなく、同系色で陰影の付くように合わせてあるのがいいですよね。オレンジに一目ぼれしたので、さっそく購入いたしました。
1点ずつしかないっぽいので、迷っている間になくなる!と思ってぽちっとな。
セーターのレシピは各自 Ravelry で購入しないといけません(英文PDF)。
どうしようかな……このセーターかわいいんだけど、カーディガン編もうかな。
MOORIT の新作生糸は、アフガン編みのジャケット。
アフガン編みは、小物やブランケットはたまにあっても、ウェアは超レアですね。
編地がどうしても厚くなるので、ジャケットには向いてるよね。
スタンドカラーで、スナップボタン止めなので、閉じると何もなくてすっきり。
キットにはスナップボタンも入っていますから、安心。
色は5種類。
Gepard Garn「All Day Organic」(100%オーガニックメリノウール 50g/175m)とBlue sky Fibers「Woolstok」(100%ペルビアンハイランドウール 50g/112m)の。太さの異なる糸を組み合わせて、アフガンならではのめっちゃ素敵な編地。
黄色のスワッチには、ボタンホールを作ろうとしたのかな?という跡が見えますが、結局ボタンはやめたんだね。試行錯誤の跡が垣間見えるのがいいですねー。
こういうの見てると、久しぶりにアフガン編みもやってみたくなるよね。
Eylul に編み込みヨークセーターの糸セットが出ました。
使用糸は、先日ご紹介した Botanique by Ayano Tanaka 糸セットにも使われている、Biches&BuchesのLe petit lamb wool。
Botanique by Ayano Tanaka 糸セットのオレンジを購入したのが届いていますので、また後日レビューしようと思っていますが、フェアアイル用の糸として有名な Jamieson & Smith の糸によく似たテクスチャーで、糸の状態ではちょっとガサガサするのですが、その繊維が絡むことで編み込み模様が安定するので、編み込みに向いていると思います。
ちくちくはほとんどないし、洗いをかけると柔らかくなってガサガサした感じもなくなるんじゃないかな。
さて、今回のも糸セットのみで、レシピは Ravelryで各自購入してください。大きな丸ヨークで身幅が広く、丈の短いところがかわいい。カラフルバージョンとモノトーンバージョンがあります。
先日購入した、 Botanique by Ayano Tanaka 糸セット。
Biches & Bûches の Le petit Lambswool soft orange brown 5カセと、Le petit silk mohair yellow mustard 6玉のセットです。
カセを玉巻きして、ちょっとスワッチ編んでみました。
先日のブログでもちらっと書きましたが、Lamswool の方は、J&S のシェットランドウールみたいなテクスチャーで、ちょっとガサ付く感じがあります。たぶん、洗いをかけていくうちに柔らかくなっていくタイプの糸。
色は、ショップの画像で見るより落ち着いた暗い色です。オレンジ味の強いレンガ色かな。
Silkmohair は、王道なモヘヤ。毛足も十分、柔らかくて軽い。こちらも、ショップの画像よりだいぶ渋めです。
私はいつも、ネットで毛糸を買うとき、名前を重視します。画像の色は参考程度。今回もまさに「soft orange brown」と「mustard」が大正解でした。
さて、カーディガンのデザインしようっと。あ、その前にマラブリゴのセーター編まないといかん。
ひとつ、残念な話。
カセを玉巻きしたときに、1カセになんと5か所!のつなぎ目がありました。つなぎ目ができるのは致し方ないことだと了承してはいますが……いや、5か所て!
端から30cmほどのところでつなぎ目が出てきたときは目が点になったわ。
まぁ、他のカセは一か所もつなぎ目がなかったので、ハズレひいたな~って感じだね。
綴じはぎやらなんやらでどうせ少量使うこともあるからね。
DARUMA から、ファッション&ライフスタイルマガジン『LANKALIMON』創刊。
“LANKA”=“糸”(フィンランド語)、“LIMON”=“レモン”(スペイン語)だそうです。
#1 のトピックは、「古着とニット」「私の好きな冬」「Small gift for may dear !」「彼女たちの無心時間」「私たちのお気に入り」そして、カーディガン1点、セーター1点、ベスト1点、小物7点 のパターンが掲載されています。
#1 と付いているので、続いていくという認識でいいのかしら?ただ、刊行サイクルが書いてないので、次にいつ出るのかは不明。
DARUMA の新商品、ニードルバッグがすごい。
作ったのは、raregem という、住宅や店舗の内装設計施行や、オリジナル生地を使ったバッグの縫製をしている会社だそうです。
家具製作とバッグ縫製をやっているってどういうことかと不思議に思いますよね。こちらの記事を読むと事の次第がわかります。
それにしても、作るもののために生地から誂えるってすごいなぁ。ものすごいこだわりのつまったバッグです。
久しぶりに買って読もうと思った本「パティさんの編み物知恵袋」12/19発売予定。
まだ手元にないので、実際に読んでからまたレビューしたいと思いますが、常々、私が生徒さんにお教えするときに気を付けていることは、「なぜこうするのか」「どうすれば上手くできるのか」をその人に合った方法でお伝えすること。
よく生徒さんに「そんなこと今まで誰も教えてくれなかった」「どの本を見ても書いていない」と言われます。
きっと、こういう本を求めている方、多いんじゃないでしょうか。
もう1冊、樋口愉美子さんの新刊「樋口愉美子 暮しの刺繍」12/13発売。
雑誌「ミセス」で連載されていた「暮しのステッチ」に新作を加えた一冊。月ごとのモチーフや伝統行事など、日々の生活に彩りを与えてくれる魅力的な図案が満載です。
もう、めちゃくちゃ素敵なデザインがいっぱい。
手袋の図案の号はわざわざ『ミセス』買ったわー。お正月の刺繍、今からやって間に合うかなぁ……
MOORIT の新作「両面アランのエジング付きマフラー」キット。
表でも裏でも交差の操作をするので、どちらもアラン模様がでて、マフラーとして巻いていて裏返ってもOK!
片側の縁はアルパカモヘヤをかぎ針編みしたふわふわのエジングがついています。
使用糸は、WOOLDREAMERS MOTA(スペイン産ウール100% 230m/100g)とAMANO UMA(ベビースリ37% スーパーキッドモヘア37% マルベリーシルク10% 210m/25g)。
色は4色あります。どれもいい色だけど、私はヴェルデリーマ×ミントティーが好きかなー、グリスオスクーロ×ブラックシーも高級感があっていいなー。
Eylul に、Tie Liz Eros Fingering が入荷しています。
ギリシャの手染め糸だそうです。
Superwash Merino 95% Silver Stellina 5%。画像ではわかりにくいのですが、ラメ糸が混紡されています。
手染めにラメ糸は珍しいかも。そして、発色がすばらしいですね。
蛍光グリーンや紫の色はなかなか目にしない色です。これで靴下編んだら、ファッションのワンポイントにめちゃ目立っていいね。
MOORIT に、ウダチャ キットが再入荷しています。
先日ご紹介した、両面アランもリバーシブルだったけど、こちらもリバーシブルです。こちらの方が、表目と裏目だけで構成されていて、編むのが簡単。
シンプルで使いやすいスカーフです。
使用糸は、 Manos Del Uruguay Silk Brend Fino、エクストラファインメリノ70% シルク30%、棒針5号。
すべすべでとても気持ちのいい糸です。首に当たっても全くチクチクしない。初心者さんの練習にもとてもいいんじゃないでしょうか。
久しぶりに Miknits をのぞいたら、10周年だって。
新商品も出てましたし、売り切れだったものも再入荷しています。
新商品は、ノルディックのカーディガン「alp」とつけ襟「corridor」。
ロピをアレンジしたカーディガンは、ビビッドなオレンジが目を引く「sunny」と落ち着いたグレー&茶の「forest」 の2色展開。どちらもいったん売り切れてますが再入荷の予定があります。
つけ襟はまだ在庫があります。
そして、何度見ても売り切れていたボーヒュースニットのセーター「mizudori」とカーディガン「tsukinowa」、そこから派生したミトン「tokyo」が再入荷していました。
もう珍しくなってしまったアンゴラ(ウサギ)の糸を使っていることと、裏目の混ざる編み込みが特徴のボーヒュースニット。NHKの番組にご出演されたこともあってとても人気が出ましたね。
ミトンは私も買って編みました。キットの糸で2組編めたよ(多少配色を変えてサイズも小さめのものだけど)。
「mizudori」も「tukinowa」もいいなぁ~。
Malabrigo の新作糸、Caprino が micono に入荷したとのこと。
Superfine Merino80% Cashmere20%、150m/50g、棒針3.5㎜~4.00㎜。
スーパーファインメリノとカシミヤの混紡…… マラブリゴ…… はい!最上級に肌触りの良いこと決定!
しっかりと撚りのかかった Sports weight、もっとも編みやすい太さの糸です。
メーカーサイトには、41色ありますが、今回 micono に入荷したのは3色。
店舗で試し編みもできるので、是非ぜひ触ってみたいところですね~。
先日購入した「パティさんの編み物知恵袋」、ようやく昨日届いて、ざっと読みました。
結論から申し上げますと、めっちゃいい本。
ただし、結構編んでいる方で、かつ、日ごろから「どうしてこうなるの?」「何とかならないの?」とお悩みの方にとっては、という話になります。
初心者さんや、編んでいて別にな~んも気にならない、という方には「なんのこっちゃ???」ってなると思う。
パティさんは、編み物を習ったことがないそうで、自己流からの独学でここまで解析したのはすごい。
仕上げについてとかは、私はヴォーグで習ったからね。
ただ、私の「なぜ」を解決してくれる先生はいなかったので、私も自分で編地の成り立ちや構成を分析しましたから、パティさんに共感するところが多かったです。わざと間違いを作ってほどく、とかね。
イラストもたくさん使われていて、できるだけわかりやすく書いてくださっていますが、是非、読むだけでなく実際に糸と針を持ってやってみてください。「は~、なるほど!」と腑に落ちると思います。
私も、自分のやり方とパティさんのやり方を比較してみたいところがあったので実践してみようと思います。
MOORIT から、Silk blend Fino miniskeinsで編むマフラー キット 発売です。
Manos Del Uruguay の Silk blend Fino のミニスケイン5色セットに、かぎ針で編むパターンと棒針で編むパターンの2種類がついているので、どちらかお好みの方を編むことができます。
どちらも織物のような編地でとってもいいですね。
Silk blend Fino のいい色が生かされていて、素敵です。
ミニマフラーというか、スカーフっていえばいいのかな?けっこう短めで、コートの襟元に仕舞う感じのサイズ。
肌触りもいいし、暖かいでしょうね。
amirisu で、サンダルを作るワークショップが開催されます。
編み物かと思ったら、なんと革細工。
Rachel Corryさんという靴職人のワークショップです。
いろいろなデザインがあり、好みのサンダルを作れるようです。
イージーなDIYキットを使うのではなく、イチから自分の好みを考えながら作るので大変そうだけど、すごく楽しそう!
Seeknit から、オリジナル毛糸が発売されました。
Macio(マシオ)ウール 60% キッドモヘア 27% ナイロン 13%、180m/100g、棒針8号~11号。
ウルグアイウールと南アフリカモヘヤをより合わせた糸で、柔らかく、チクチクしないうえ、毛の抜けの少ない糸だそうです。
ナチュラルな4色展開。
シンプルなメリヤスのセーターでも、かわいく存在感のあるものになりそう。
先日、「Workshop 金の羊」というお店を発見。
実店舗は京都にあり、ネットでも買い物ができます。
カラフルな原毛、糸車や機織り機を販売している稀有なお店。
自分で毛糸を紡ぐのはとても難しそうだけど、やってみたいよね~。機織りは子供のころからずーっとあこがれだし。
スキー毛糸と Malabrigo の糸も少し販売していて、びっくりするほど安い!
一度、京都のお店に行ってみたいなぁ。
本年も大変お世話になりました。
年末に風邪を引いてしまって、〆も後日、年明けになってしまいました。
2024年、良い年になりますように。