September 2017
なんだか、9月になったとたんに涼しくなりました。
いよいよ編み物の季節到来ですよ。
ま、すぐに暑さがぶり返すんでしょうけど。
2017‐2018秋冬毛糸が店頭に並びはじめましたね。私はまだ今のところ、これは!という糸には出会っていません。最近ずっとバルキーな糸が流行りで、やっぱり今年も太目が多いかな。あとアルパカ、カシミヤなどの獣毛も引き続き人気のようです。
でも、色が、今年は落ち着いた昔ながらの毛糸らしい色っていうのかな、ノスタルジックな色が増えた。
それにしても、リッチモアにはちょっとびっくりさせられたわ。
カシミヤとヤクの毛を半々に使って、それはリッチな糸を出してこられました。
50g巻で1玉3,600円(税抜)て!!
税込だと3,888円、大方4,000円ですよ!
そして、
「キシメン」て!
確かにきしめんに見えるけども!
去年は、「メインクーン」とか「チャウチャウ」とかネーミングがおかしくなってないですか?リッチさん。(笑)
ワークショップの詳細が決まりましたので、お知らせいたします。
熱を加えると固まる不思議な糸でコースターを編みます。
棒針編みか、かぎ針編み、お好きな方をお選びください。
・9月17日(日)10:00~12:00<棒針編みクラス>
・9月17日(日)14:00~16:00<かぎ針編みクラス>
・9月19日(火)10:00~12:00<棒針編みクラス>
・9月19日(火)14:00~16:00<かぎ針編みクラス>
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今シーズンの新作糸でちょっと気になっているのは、ハマナカのドーナツ。
ポリエステルのリリヤーンをアクリルのリリヤーンで包んだ超極太糸。巾着の紐とかに使うコードのような感じですね。
大流行のズパゲッティの弱点でもある「重さ」を改善した糸という位置付けのようです。
色がいいんですよね。中のポリエステル糸と外側のアクリル糸との色目を変えることで、深みのある色に仕上がっているのだそうです。
この#04ブルーとか、とてもいい感じ。
#03黄色のほうは、サイトによってすごく色が違っていて、暗い黄土色に見える写真があったり、明るい黄色の写真があったりします。
で、実物を見たいと思って久しぶりに大阪梅田のユザワヤに行ってみたら、店内のレイアウトが変わっていて、毛糸売り場がめっっっちゃ縮小されてた(TT)
お目当てのドーナツも置いてなかったので、確認できず。
先日買った、シュゲールベイリーズでベレーを編みました。
近畿編み針というメーカーのショップサイト「趣芸」のレシピです。
かぎ針編みです。総引き上げ編みです。結構手が疲れます。
縦のラインの部分は長編みの表引き上げ編み、間の部分は長編みの裏引き上げ編みで、長編みの頭がボーダーラインのように並んできれいですね。ポイントは、長編みの頭の大きさを揃えること。
編み地が重なるので、しっかりして型崩れしにくそうです。
ポンポンつけようかどうしようか迷ったけど、少~し茶色の入ったグレーで、地味な色だし、そんなに子供っぽくならないかな、と。
この糸、首や頬に当てるとちょっとチクチクしますが、手で触っているぶんには、とても柔らかな良い毛糸です。ポンポンがめっちゃかわいく、ファーポンポンみたいに出来ました^^
ハマナカの2017年度秋冬糸見本帳が届きました。
なんとも、昭和感の強い表紙だねぇ。
最初のページに新作。あとは既存の糸たち。新作は以下の5点です。
表紙にもなっているベイビー向けのウール100%糸「ねんね」。これが今年のイチオシってことなんでしょうなぁ。
すごくやわらかで気持ちいいです。
ソノモノシリーズもまだまだ健在。新入りは「ふわっと」さんです。アルパカが20%入っていて、超極太。前からあるソノモノ「超極太」よりさらに太い感じ。
超超極太の「フッティー」、インテリア・雑貨向けだと思うけど、あえてこれでセーターとかジャケット編んだらめっちゃかわいいだろうなー。
「ポアンティ」は合太程度の段染めリリヤン糸。ウールに綿が35%入っているので、今の時期に着るものにとてもいいかも。手触りもやわらかくて、編みやすそうです。
で、先日現物確認できなかった「ドーナツ」。
やっぱりいい色です。総じて中の方が濃い色で、外から透けて見えるので深みのある色味になるという感じですね。
思ったよりずっとやわらかくて、編みやすそうです。
黄色の色はねぇ、山吹色ですかね。濃いめの黄色、ややカラシ。
赤がね、画像で見るよりもっと深い赤でとてもいい色でした。
これ使って、何か編みたいね。何がいいですかね…
糸帳は楽しいね、眺めてるだけでにやにやしちゃう。変な人。
How-to に記事を up しました。
カセ糸を使おうとしたら、絡まってしまって困った、という意見をよく聞きます。
これをやっていただければ、そのお悩みを解消できるのではないかと思います。
実は、私自身カセ糸を使うときに絡まって困ったことはないのです。
カセを広げた状態を保ったままで糸を手繰れば絡まないはずなので、最初は問題はそこにあるのでは?と思っていたのですが、先日、カセを使うときに、私はまずこれをやっていることに気づきました。
どこで覚えたのかも忘れているくらい、あたりまえに何気なくやっている事でしたが、ウェブでカセの使い方を検索してみると意外とこの方法に関する記述がみられないのです。
これをご存じで、普通にやってるよっていう方、きっと多いと思うんです。
もしかしたら知っている方は、私と同様当たり前すぎて説明が必要だと気づいていないのかも。
おばあちゃんの知恵袋じゃのぅ。
セールで半額ほどになっていたので、買っちゃったよーん。
ドイツのREGIAというメーカーのソックヤーンです。メリノウールにナイロンとアンゴラが入っていて、とっても柔らかで暖かそう。
靴下にするのはもったいない気がするなぁ…
ナイロンが入っていることで耐久性がアップして、洗濯もしやすくなっているようですが。
ソックヤーンなので、細いです。2号か3号ってとこかな。
これで、ワンピースでも編んだらきっときれいでしょうね。
う~ん、今は無理だな、そんな暇ない。というわけで、4玉だけ購入。
何にしようかな。
ところで、アンゴラといえば、ウサギだと思っていたら、アンゴラヤギっていうのがいるっていうのを知ったときは「へー!」でした。モヘヤはアンゴラヤギの毛のことですよって教わった。
ちなみに、阪急電車のシートはアンゴラヤギなんだって!
編み込みのモチーフ集買いました。
ハードカバーです。
「Dictionary」と銘打っているだけに、糸選び、色合わせ、編み方(糸の持ち方)、スティーク(編み地を切り開く手法)のやり方等々丁寧に説明してあります。
そして、200種のモチーフ、最後に作品が6点ほど。
裏糸の渡し方についてのページもあります。表かと思うほどきれいに糸が渡っている裏側。
モチーフは幾何学的な模様から、動物や、なんでこの模様?という謎なものまで。羊のモチーフかわいい^^
とてもシンプルなドット絵でこれだけの表現ができるというのは面白いですね。
見本作品のスヌードがきれい!
春先にセールで買った、毛糸ピエロの Nuit 。
ネットで見た、ちょっと変わったマーガレットにしようと、編み始めました。
編み地を決めるのに結構迷いまして、4回もあれこれスワッチを編んで、ようやくこれかな?という模様で編み始めたのですが、やっぱりしっくり来ず。
ほどいてもう一度スワッチ編んで、やっとこさ、この編み地で行くことに。
しばらく細い糸が続いていたから、ずいぶん太く感じるわー(並太程度なんですけどね)。
試行錯誤の過程を写真に収めておけば良かったかな…
「あ、違う、だめだ」と思ったらすぐに、だーっとほどいちゃうからなー。
ブロガー失格。あ、ブロガーじゃないからいっか。
ん?ブログ書いてりゃブロガー??
とにかく、まだスパッツも進行中だし、ガンガン編まなくちゃ!私はニッター。
9・10月の新刊で、気になっている編み物本が3冊。
「はじめてのノールビンドニング」(9/8発売)
北欧で、棒針やかぎ針より古くから行われていた手芸だそうで、縫い針を大きくしたような木製の針1本で、編むような織るような縫うような結ぶような…
以前、この針を売っているのを見かけて、ちょっと気になっていたのですが、使い方がわからないんじゃ、針買ってもねぇ…(簡単な説明書はついていたように思いますが)
それが、今回本が出るというので再び気になっているのです。
「輪針で簡単!かわいい手袋とくつ下」(9/26発売)
「i-cord だからきれいにできる」といキャプションが気になったので。
i-cord をどのように使っているのか、興味があります。
「Leafy」(10/3発売)
ブリオッシュ編みは基本的にはいわゆるイギリスゴム編みです。
2色の糸を使って、表裏で表面に浮き出る色が変わるようにして、リバーシブルな編地を作ることができます。さらに、模様編みの要素を加えた作品集のようです。タイトルになってるくらいだから、葉っぱ模様ばっかりなのかな。
そして、既に注文済みの本が1冊。
" DIMENSIONAL TUCK KNITTING "(9/5発売)
タックを取って、編地を立体的にする手法です。
なわ編みのようにも見えますが、なわ編みとはちょっと違う手法です。
また、届いたらもう少し詳しくお話ししますねー。
ウィスターの新作冬糸ご紹介。
まずは、ラグレス。ループヤーンがふわふわモヘヤ調の糸に隠れてて可愛いね。
#1グレー、#2チャコールグレー、#6グリーンはループヤーンが黒で、#3ブラウン、#4ブラック、#5オレンジ、#7ネイビーはループヤーンが白です。
#5オレンジがとてもかわいい色です。
2つ目はニコ。ニコmixっていうのもあるよ。
ロービングヤーンです。オーソドックスなカラーバリエーションで、カウチンセーターとかにいい感じ。
mixのほうはメランジカラーです。
セーターの本体を#33モノトーンミックス、ひじ当ての部分を#14赤で編むときっとかわいいじょ。裾、襟ぐり、袖口を#17黒でしめるといいかもね。
3つ目はメイクル。モヘヤ調のリリヤン糸がショートピッチでスラブになってます。ぽこぽこ。
さらに、色がグラデーションになってるの。シックなカラバリです。
最後は、ラフィーナ。
モヘヤの調の合太糸です。こちらも落ち着いた色ですね。
でも、いろんな色・テクスチャーの糸がまざってて面白いです。
モヘヤ調が多いですね。ウィスターの糸はほとんどがアクリル混で、扱いやすいですね。柔らかでアクリル糸の進化を感じるわー。
ウィスターの糸はクラフトハートトーカイ各店か、藤久の直販サイトシュゲールで購入できます。
変形マーガレットに手を取られて、またしても進みの遅いスパッツですが…
合間でちょこちょこ編んでますよー。
3分の1くらい進みました。
期限を切られている時は、なかなか編みあがらない細い糸はそりゃぁ避けたいですけど、自分のもので、別に急がないものならやっぱり細い糸が好きだなぁ。
バルキーなセーターとか、見ると「わー、かわいいねぇ^^」って思うんだけどね。
あと、編みあがってしまえばあまり興味がないというか、執着がないんです。着ないで飾っておくなんてしない。ガンガン使います。
使えるものしか作りたくない。
結局、「編む」ことが好きなんでしょうね。もちろん出来上がったら達成感はあるけど、むしろずーっと編んでいたい。
変形マーガレットは全体の半分くらいまできました。
マフラー部分をせっせと編み進めています。
編み始める前は、4玉くらいでできないかなー、と楽観視してましたが、すでに5玉目に突入です。
ということは、8玉くらい消費することになりそう。
最初、毛糸を買った時点では大き目のラフなセーター、イギリスゴムもいいなーなんて、多めにと思って12玉購入したんだよね。
きっと、それじゃぁオーバーサイズにもイギリスゴムにもできなかったろうなぁ…
このマーガレットとおそろいのワンピも作りたいな、とちらっと思ってるんですが、じゃぁ何玉買い足さなきゃいけないんだ?
うーむ、悩むところだ…
コラム up しました。
「この糸はいったい何号で編めばいいのか。」
ウェブで検索すれば、極細から超極太まで、針の号数との対応表は沢山でてきます。
例えば、こんな風に(毛糸ピエロのサイト内にあったものを拝借)。
届きました。"DIMENSIONAL TUCK KNITTING"「よっ!待ってました!」
ハードカバーです。
タックをとった立体的な編地っていうような意味ですかね。
縄編みのアラン模様に似てるけど、交差するわけではありません。
まさに、編地をつまんでひだを取るイメージです。
編んでいる途中で、下の方の段から目をすくって2目1度するだけ。(厳密に言うと目をすくうのではないんですけど…)
写真入りで、編み方をわかりやすく説明してあります。編み図も載ってる。
89種の編地パターンが載ってて、最後にスヌード、マフラー、手袋、帽子、セーター、ポンチョ、ブランケット等多岐にわたる10作品が掲載されています。表紙のセーターももちろん載っています。
このマフラーの編地もきれい。
先のパターン集にない編地が作品で使用されていたりするので、実際には100種以上の編地が紹介されています。
う~っっ!編みた~い!
秋冬の手編みキット、なにがいいかなぁ、とずっと考えていますが…
やっぱり、くつ下や手袋が人気なんですよね。
去年はくつ下のキット出してないからくつ下がいいかな。
くつ下って、小さいからすぐ出来上がるけど、実はセーター編めちゃう位な技術が詰まっていて結構難しい。つま先とかかかととか。だからかな、ハマる人はハマる。くつ下ばっかり編んでる Sock-knitter と呼ばれる方たちいますもんね。
以前に出したくつ下キットはつま先から編む(toe-up)レシピで模様編み2種。
つま先から編むと、手持ちの毛糸の量に応じてくつ下の長さを調整できるからいいんですよ。
今度は、2色くらいの編み込みのくつ下作ってみようかな。
キットのいいところは、材料がそろっていて、かつ余らないところだと思うんですよね。
同じものを何個も作るなら、自分で材料をそろえた方が安上がりだけど、1つだけ作るならちょっとしか使わない材料だと、余った分をどうしようか困るからねー。特に、初心者さん、やってみたいけどいきなり道具や材料をそろえるのは躊躇するわーって時に、キットはいい入口になると思います。
これをきっかけに、もっと編みたいわって思ってもらえるキットを作らなくちゃね。
もう、周知の事実で、今さらだけど、100均って行く度に「すごいなー」と思うんですよ。
最近、セリアに行くことが多かったけど、久しぶりに100均王ダイソーに行ったら、またびっくりさせられたよ!
以前はちょっとかわいいファンシーヤーンとかもあったけど、アクリルばっかりだったのに、デニムヤーンとかズパゲティもどきとかあった。
多分巻きは少ないから、コストパフォーマンスがいいとは思えないけど、少量使いたい時はいいよね。
針も、輪針はあるわ、何よりびっくりしたのは2mmの棒針があったこと!
あと、ポンポンメーカーが大きさ違い2個セットで、108円て!セリアだと1個で、108円です(それでもびっくりだけど)。作りはセリアのほうがしっかりしてると思うけど、充分使えそうだよ。
恐るべし、100均王ダイソー。