July 2016
今ロングジレを編んでいる糸を含め、これまでに毛糸ピエロのリネンを3種使いました。
使ってみた感想を少し。
写真上から「Graceful linen グレイスフルリネン」、「Pont du Gard ポンデュガール」、「Anouk linen アヌークリネン」です。
グレイスフルリネンが一番細くて、アヌークリネンが一番太いです。
どれもガサガサチクチクは一切なし。柔らかくて肌に当たるウェアでも全く大丈夫です。
特にグレイスフルリネンは細いせいもあるけど、とってもやわらか。編み上がりもくったりした落ち感が魅力的。
アヌークリネンはグレイスフルリネンを太くしたような感じで、同様に柔らかくて、太い分、より落ち感があるというか、やや重い。
ポンデュガールは3つの中では一番張りがあって、麻特有のプルンとした跳ね返りがあります。つやもあって、しゃっきりしたテクスチャーはむしろこちらの方が「グレイスフル」な感じ。
グレイスフルリネンとアヌークリネンは表面がややけば立っていてワイルドな雰囲気があります。でも、編んでいて、遊び毛が散るようなことはないです。
麻の生地はしわが付きやすくて大変だけど(それが味だったりもするけど)、ニットなら、しわになりにくいので夏はリネンでニットだねー!
ロングジレ、ウエストあたりまで来ました。
きれいな模様ですね。クジャクみたい。
糸によってはとてもゴージャスになるでしょうね。
favori 8月号 が届きました。
今回のキットはレースのストールです。
冷房よけにちょうどいいし、早速作ってみました。
難しい裁断があるわけでなし、レースをちょきちょきして、まっすぐに縫うだけじゃーん♪と手を付けたのですが、思いのほか時間がかかったわー。
9種類のレースをコラージュしています。いろんなレースが重なるととてもきれいですね。レースの裏表の見極めが難しかったです。
記事は特筆すべきものはないかな。
かぎ針編みのお帽子とバッグとか、ダブルガーゼでつくるブラウスとか。
あとは、ガラスアート。
もうあんまりおもしろくないなーと思いつつ、ついつい次に期待する。
12月号が楽しみなんですよ、ふふ。
前回の最後に、favori 12月号が楽しみなのだ、と書きましたのは、
キットがLemmikkoプロデュースだとの予告がちらっと載っていたからなのです。
Lemmikkoとは、柴田士郎さんと小川明子さんのお二人でなさっているオートクチュール刺繍のアトリエです。
オートクチュール刺繍は、ビーズやスパンコール、リボンやコードなどを使った立体的な刺繍で、普通の刺繍のように縫い針を使う技法(マントゥーズ刺繍)と、先がカギになった針を手動ミシンのようにつかって刺す技法(リュネビル刺繍)で作り上げられています。
コルトレイクリネンのロングジレ、完成です。
水通ししてブロッキングしたので、くちゅくちゅだった模様もくっきりはっきり。
ボタンは上の方に3つだけ。
かなりロングです。ふくらはぎが隠れるくらい。
あまり涼しくはないかも。でも、とてもきれいな模様で、存在感ばっちりです。
着てみたところはこんな感じ→→→GALLERY
次に編むのは、某通販カタログで見た、サマーセーターです。
コレ↓
大変シンプルな、セットインスリーブのプルオーバー。
身頃は、表・裏メリヤスをボーダーに配置、袖に透かし編みが入っています。
ちょっと、でろーんとした感じがいい♪
アクリル60%ナイロン40%なのだとか・・・、暑いんじゃないかしら?
で、毛糸ピエロで糸を購入。
以前、カーディガンを編んだ、Pont du Gard ポンデュガール(写真左)と、いつか使ってみたいと思っていた MERANGE Siruparon メランジシルパロン(同右)。
ポンデュガールはフレンチリネン100%、メランジシルパロンは、シルク50%シルパロン50%。シルパロンというのは、シルクのようなテクスチャーのアクリル繊維です。レーヨンと違って、水にも強いので、洗濯OKです。
この2種類の糸を2本どりで編もうという算段です。
スワッチ編んで、いろいろ試してみてます。
2種類の2本どりと、1種類のみの編地をボーダーに配置したら面白いかなー、とか。