March 2019
いつもシーズンごとにパターンブックを出している横田DARUMAですが、2月の下旬にパタパタっと3冊でました。
作品数は3、4つずつの冊子。糸を買って、ついでにこれも、っていうのにいい感じのプチプラです。
まずは「PATTERN Little Press Vol.2」、Knitting Cotton と Linen Ramie Cotton を使用した、「デイジーのラグランスリーブプル」、「粒々レースのカーディガン」、「Vネックのゆらりプルオーバー」の3作品が載っています。
「Vネックのゆらりプルオーバー」、新作糸発表会の時に展示してあったの見たんですが、かわいかったよ~。
そして、「Pattern Note」KN14 と15。こちらはKnitting Cotton、SASAWASHI、LILI、新作糸のPlacord などを使った帽子やバッグなど小物集です。
また、これらの本に載っている作品のキットが、今後3月の下旬から5月にかけて発売されますので、ピンポイントで糸とレシピのセットが欲しい方はちょっと待っていたほうがいいかもね。
デアゴの「かわいい刺しゅう」で刺繍が少し上手くなったらやってみたいなぁと思うのは、樋口愉美子さんのウール刺繍。
一般的な刺繍糸は25番刺繍糸ですが、ウール刺繍糸という細い毛糸のような糸を使った刺繍です。
手持ちの極細毛糸でできないかしら、と思っているんですが…
樋口さんの刺繍はシンプルでレトロな雰囲気でとても人気がありますよね。
昨年春に出た「樋口愉美子の刺繍時間」も素敵だったな~。
こちらにもウール糸を使った作品が載っています。
先日 Envelope オンラインショップでこの本に載っている作品のキットが発売されましたが、あっと言う間に売り切れてたわ。
先日、テレビCMで一瞬「編み物」っていうワードが見えた気がして、何のCMか見たら、日清カレーメシ。
WEBで確認したら、VR(仮想現実)のキャラで、なんと編み物雑誌編集者。なんというか…すごいとこついてくるねぇ…
なんで編み物雑誌?制作に知り合いの方がいらっしゃったのかしら?
しかも、2040年っていう設定。そのころまで編み物雑誌の編集っていう仕事があるのか。
編み物雑誌の編集の方は喜ばしいことですね。
ウイスターキラリネでサボテン、トーカイの店頭ディスプレイ用にもう一つ編みました。
今回は場所をとらないよう、お花の咲いたサボテンを一つ、ガラスコップにいれました。
下にひいてあるのは、パーライトという園芸で使う土壌改良材です。真珠岩を粉砕したもので、とっても軽いのでディスプレイにも便利。
かぎ針5/0号で細編みしていて、結構これだけでしっかりと形ができるので、中身は何も詰めずに空洞です。底も閉じていません。
本体を編んでからお花を別に作って縫い付けてあります。
縦のすじは糸を掛けてあるだけです。
本物のミニサボテン同様、入れ物を色いろ変えて飾ると楽しいですね。
ラップスカート、もう少しで2模様が終わるところ。
やっぱり結構な重さになるね。夏糸で透け感のないものを編もうとすると重くなるのは仕方ないかな。
丈をちょっと控えめにするか。
「Handi Crafts」3月号の見本誌が届きました。
さて、載ってるかな~…
おぉ、素敵なモデルさんが着用してプロが撮ると良く見えます。
編み図は、私が書いたものより簡単に編めるよう書き換えてありました。
円に編むときに、同じところで増し目すると角ができてしまって多角形になるので、増し目位置を分散させるようにしているのですが、それだと多分ややこしいからでしょうね…ずっと同じ位置での増し目になっています。
もし、きれいに円に編みたい場合には増し目位置は毎段重ならないように分散させてくださいね。
手編み教室「編み物の あ」でも、後日ワークショップ開催予定です。編んでみたいという皆様、ぜひお越しください。
他にも素敵な作品がいっぱい載っています。
今回は春夏物ということもあって、モチーフつなぎの作品が多いですね。カラフルなかわいいモチーフつなぎ、棒針と組み合わせた作品、とっても素敵なちょうちょのモチーフなどなど…
編み物だけでなく、キルトやパッチワーク、カリグラフィ、レザークラフト、レースなど素敵な作品がたくさん掲載されています。「ハンディクラフツ」は日本手芸普及協会の会員には1冊無料で届きます。
購入は日本手芸普及協会に直接問い合わせるか、会員の方がお近くにいればその方経由でできます。
いつもちょっと変わった糸を作り出す Knittingbird のワークショップが大阪であります。
1つ目は、昨年出たオーガニックコットンのTシャツヤーン「しっくり」を使ったティッシュカバーです。
開催時間
3/16(土)11:30〜13:00(定員5名)
ワークショップ代
¥3800+税(材料費込み)
難易度☆☆
※カラーは生成りの一色のみです。
開催時間
16日(土)14:00〜17:00(定員5名)
ワークショプ代
¥6000+税(材料費込み)
難易度☆☆
※カラーは8色から好きなものを選べます(配色もOK)。
昨日、ブログを「公開する」ボタン、押し忘れてたことに今気づいた…
FBから飛んできた方には見られたんですけど、ブログ直で見て下さった方、すみません。今日2日分見てちょm( _ _ )m
WOOL AND THE GANG から新作糸 funfetti が出ました。
WATG の代名詞ともいえる CRAZY SEXY WOOL にカラフルネップが入った糸です。
Wool 100%、8色、棒針10mm~15mm/かぎ針8mm~12mm相当。ネップの入った糸って、たいていウール100%じゃないんですよね、ネップがアクリルだったりすることが多いんですけど、これはウール100%。
これからの時期にはちょっと…ですが、極太なので編める方なら3日くらいでセーターとか編めちゃいます。
今朝なんて、2℃とかだったのでつい、まだこういう糸が恋しかったわ~。
さらに、久しぶりにWATGのサイト覗いたらかわいいキットありました。
棒針で編むヘリンボーンステッチのショール。結構大判ですが、アルパカ混の糸で編むのでとっても軽そう。
白がいいなぁ、と思ったんですが、編み目が見えずらかったのでグレーの写真も貼っときます。拡大して見てみて。
もう一つはパーカーのプルオーバー。
パーカーって難しそうって思うかもしれませんが、これはかなり簡易化された直線的なパターンなので、「え?こんなの編めるの?」っていう作品が意外と簡単に編めますよ^^
毛糸ピエロの新作糸が出ました。
madonna(マドンナ)綿100%、40g/約102m、10色、棒針5~6号/かぎ針4/0号~5/0号。
開花後すぐに収穫された初摘み綿花だけを使用した糸だそうです。
繊維が細く柔らかで、しかも強度もあり吸水性にも優れているんだって。
01~05は明るいはっきりしたきれいな色、06~10はスモーキーな落ち着いた色。どれもいい色ですね。
ピエロさんのコットン糸は、オーガニックコットンを使用した orgabits One(オーガビッツワン)、トップ染めのVienne(ヴィエンヌ)、シルク混のCarta(カルタ)を使ったことがありますが、どれも肌触りはとってもいいです。
オーガビッツワンは色数が多いのが魅力的(18色)。ヴィエンヌは独特の色味と風合いがあります。カルタは10%とはいえシルクが入っているだけあって、上品な艶と柔らかいトロンとした編地がすばらしく気持ちいいです。
orgabits One
Vienne
Carta
どれも太さはほぼ同じですが、カルタが一番細くて、マドンナが一番太いようです。
マドンナはどのくらい柔らかいのかな~、一度触ってみたいですね。
ピエロさんは新作糸をシーズン始まってからもどんどん出すので、今季の糸帳に載ってないことがあるんだよね。来年にならないと載らない。
3月の新刊、「固まる糸!HEAT+で編む雑貨」(3/20発売)は、なんと毛糸ピエロ初の本です。
これまで、レシピは全部無料公開してこられたピエロさんですが…
やっぱりもっと広く一般的に、ネットを見ない方の目にも付くように、っていうことなのかな。
そういえばピエロさん、以前にHEAT+を使った作品募集してましたね。
この HEAT+(ヒートプラス)という糸、熱で固まるという他にはない面白い糸です。私も以前 HEAT+を使ってコースターを作るワークショップをやりましたが、初めて見る方は「え~!」とか「おぉー!」ってなりますよ。
本では、写真入りでアイロンの当て方を詳しく書いてあります(動画も観られるそうです)。
普通の糸ならふにゃふにゃして作れないようなものが編めるスゴさ!お帽子やバッグなどテクノロートを編みくるんでいたものも、テクノロートなしでできるのでスッキリ。
ただし、平らなものはいいとして、立体的なものは型が要るっていうところが要注意。
熱を加える前は柔らかい気持ちいい糸なので、そのままでも使えます。
「かわいい刺しゅう」のVol.14と15が届きました。
Vol.14のタペストリーは前回の「ハーメルンの笛吹き男」の続き。前回はネズミさんと笛吹き男の途中まで刺したので、笛吹き男の残りと子どもたちを刺します。
小物も前回の続き、ポットマットのこぎん刺し2つめ。前回、1枚目の刺しゅうで糸がギリギリだったんですよ。足りなくなるかと思ってちょっと焦ったわ。今回は大丈夫かなぁ… あ、前回は3本どりだったけど、今回は2本どりだから大丈夫ね、きっと。
Vol.15は、タペストリーが「おやゆび姫」の1回目。アウトラインステッチやバックステッチに糸を巻き付けるという新しいステッチが登場します。
小物はポットマットを仕上げ。
今回、2017年発売の新色(約15年ぶりだとか)35色の中から2色の刺しゅう糸がついてきます。
なんとその名もワサビ(DMC13)、カニカマボコ(DMC20)。ワサビはいいとして、カニカマボコ⁉
日本の技術に感動したのかな…
日本ヴォーグの毛糸ショップ keito で4/9~14 RigaCollection [ラトビアンweek] が開催されます。
「自由が丘にあるラトビア雑貨の専門店『RigaCollection(リガコレクション)』による編み物の聖地ともいえるバルト三国「ラトビア」の糸や雑貨でKeito2階がうめ尽くされる[ラトビアンweek]を開催します!!」(keito のブログより)
東京なんだよね~、あ~!見たい!
ラトビアミトンの第一人者 Maruta Grasmane さんのワークショップもあるそうです。
マルタ グラスマネさんは「ラトビアのミトン」の著者。
この本、持ってないんですよね。
図鑑として欲しいけど、ちょっと高い(5,900円)…
ラトビアのミトンって最初見たとき、かわいいけど、ずいぶん派手で先が山型にとんがっててあんまり実用的じゃないって思ったけど、それもそのはず、どうも結婚式とかの時に飾ったり配ったりするためのもののようです。
だからとても凝ってて美しいんだね。
グラスマネさんの来日に合わせて、ヴォーグ学園東京校でも4/17にレッスンが開催されます(すでにキャンセル待ち)。
毛糸ピエロの糸を使用した作品のWEBカタログ「KNIT ANGE 2019 春夏」が公開されました。
春夏のウェアを中心に15種もの作品が公開されています。
デザイナーさんなのか、作家さんなのか、スタッフなのかわからないですが、何人いるんだろう?
いつも本当に意欲的にどんどん作品を提示してくださっています。
ちなみに無料編み図は本日からピエロさんで商品を購入するといただけます(WEBで見ることも可能、PDFダウンロードできます)。
気になったものをちょっと…
03 ボーダーセーター
エスニック・デニム2の新色が出たタイミングで見本作品としてあがったときからかわいいなぁと思っていた、かぎ針編みのボーダーセーター。
05 マーガレット
すっごく大判なマーガレット、これもかぎ針編みですね。細ーいフレンチリネンのレース糸シャンベルを使用していて、これだけ大きいと編むの大変そうだと思ったけど、2本どりで4/0号で編むので意外とすぐかも。シャンベルと細いモヘヤを2本引きそろえてもいいね。より軽い仕上がりになると思います。ピエロさんだと、Julika(ユリカ)が細いモヘヤですね。もう一つ2018‐2019の新作でL'Allure(ラリュー)っていうモヘヤ調の糸があったんだけど…今見たら、なくなってますね。
12 サークルポシェット
大流行した円バッグですが、フラップで止めるところと底が少し平らになっているところがちょっと他とは違いますね。
口がファスナーになっていて、ストラップやマグネット金具などパーツが多いのがちょっと面倒かな?
「かわいい刺しゅう」Vol.14のタペストリー、「ハーメルンの笛吹き男」の刺しゅうができました。
前回途中まで刺してあった笛吹き男の笛や帽子、顔を刺して、あと、ついていく子どもたち5人を刺しました。ちっこい人物は大変だ~。後ろの2人は、テキストだとのっぺらぼうだったけど、下絵には顔があったので、目だけ刺してみた。
こんなに小さいのに、ちゃんと動きがあってすごいー!(元の絵が)
なにせ、「下絵通りに…」しか考えずに刺してるからね。
そして、刺してるときは面倒でしかないたくさんの色も、これだけ細かく変えてるからすごく凝った作品に見える(いや、実際凝ってるんですけど)んだね。
次は「おやゆび姫」ですよ。
「かわいい刺しゅう」Vol.15のタペストリーは、おやゆび姫のチューリップの葉とリボン。
この、リボンの部分はアウトラインステッチに糸をくるくる巻きつけるというステッチ、文字の部分はバックステッチに糸を巻き付けるステッチです。
線にボリュームが出て立体的になりますね。
土台となるステッチの目が揃っていないと、巻きつけた出来上がりもきれいじゃないね。ん~、バックステッチ(文字)はいいとして、アウトラインステッチ(リボン)は一部やり直しだな…
本の縁を下絵ラインの内側で止めておけば良かったのね。
どっちのラインが上に来るかっていうことを考えて刺さなきゃいけないのね。勉強、勉強。
先日来、予告しておりましたワークショップの開催日程が決まりました。
「大胆なリボン風デザインのハットの会」
公益財団法人日本手芸普及協会発行の雑誌「ハンディクラフツ」Vol.107 に掲載の帽子を編んでみませんか。(※細編みが編める方を対象とさせていただきます)
雑誌に掲載されている編み図の元となっているオリジナル編み図で編めるのは、このワークショップだけ。
よりきれいに仕上げるコツをお教えします。
私の考案した、編み図を書き換えて簡単に編めるようになる「cocoon'sチャート」も使用して、わかりやすく解説します。
2時間のワークショップ内では出来上がらないと思いますが、持って帰ってご自宅で一人でも仕上げられるポイントをしっかりお教えします。
掲載誌「ハンディクラフツ」Vol.107(2,000円) を購入ご希望の方は予約時にお申し付けください。
当日、中をご覧になってから購入していただくことも可能ですが、後日郵送の場合、送料350円がかかります。
編み物だけでなく、レース、キルト、トールペイントなど様々な手芸作品とレシピが載っています。
「大胆なリボン風デザインのハット」って、協会の方のネーミングなんですよ…
MOORIT から新作靴下のパターン2種とキット1種が発売されています。
まずは、手持ちの好きな糸で編めるパターンのみの販売の2種。
ストライプかかとのソックスパターンとジグザグ模様のソックスパターン。
ストライプかかとのほうは、太めの糸でがっしりした感じ。脱げにくいような工夫がされているようですね。
ジグザグ模様のほうは編み込みの練習にちょうどいいですね。
MOORITのオンラインストアからはPDF版が、エンベロープオンラインショップからは紙版が購入できます。
そして、キットのほうは、ベッドタイムソックスキット。
こちらは、糸の種類が異なる2種類のセットがあって、それぞれ4色、6色計10種。
シンプルで、なんにでも合いそうな靴下なので色違いで編みたくなりますね。
くつ下はホント、ハマるとどんどん編んじゃいますよね。上級者でも編みごたえのある技術が詰まっていて、かつ、小さいので1つの作品がすぐに編みあがるっていうところがたくさんのニッターさんのハートをつかむのかも。
毛糸ピエロの新作糸、今度はラメ入りコットンです。
Tiara(ティアラ)コットン95%ポリエステル5%、約40g/約88m、棒針5~7号/かぎ針4/0~6/0号。
ピエロさんのコットン糸の定番コットンニィート(S) にラメが入ってかわいらしい6色展開です。春らしい柔らかな色。
ラメが普通に金とか銀じゃなくて、オーロララメ。ギラギラしない上品な感じです。昔のラメ糸はちょっと硬くてガサガサしたけど、今はラメが入っていてもちっとも気にならないくらい柔らかですよね。
6色パックも出てたけど、もう売り切れです。
同じコットンニィート(S) の2019年限定色も少し前に発売されています。
これも6色パックがあったんですが、アッという間に売り切れました。
ブルー好き!グラデーション好き!でも、何編む?何玉買う?とか考えてたら、買いそびれた…
バラではまだ売ってるんですけどね。パックの限定数、もうちょっと増やしてもらえないかなぁ。
写真手前の5色はきれいにグラデーションなんだけど、一番奥の色だけトーンが違うんだよね。差し色的に使う?でも、それならほんとに差し色で黄色とか入れるよね。
とりあえず、買ってもたぶん眺めるだけに終わりそうなので、編みたいものが思いつかなかったら縁がなかったってことで購入は見送ることにします。
かご編みでパッチワークっぽく編むのもいいね。
そして、レース糸 Le cotton(ル コットン)がセールになっています。
ピエロさんではあまり取り扱いのないレース糸、中で一番細い番手です。
綿100%、約25g/約258m、レース針8~6号。
私はレース編みしないけど、好きな方は結構大作作るから糸たくさん要りますよね。
レビュー見ると、いわゆるレース糸にしては柔らかいので、それがいいという方もいれば、カッチリ編みたい派には物足りないみたい。
編み物SNSのRaverlry(ラベリー)。編み物に関する情報を集めていると、必ずどこかで名前を聞くことがあると思います。世界中の編み物好き(プロやメーカーさんも)が作品やレシピ(有料のものもあり)を公開しています。閲覧するには登録が要りますが、ユーザーネームとパスワードを決めるだけで登録はできますし、無料。
英語のサイトなので、ムリ!って思う方も多くいらっしゃると思いますが、「ラベリー 使い方」などと検索すると、日本語で丁寧に説明してくれているサイトがたくさん出てきます。
私も随分前に登録だけしていて、時々覗いてはいたのですが、自分のページは全く触ってなかったんですよね、プロフィールすら空欄。
別に世界に向けて発信するつもりもないし、見るだけでいいやと思っていたの。
でも、やっぱり編み物に特化したSNSなので、作品、レシピ、糸のことなど自分の記録としても使いやすい仕様になっているんじゃないか、と見直すことにしました。
いろいろやることが多くて、なかなか整理が追い付かないですが、ぼちぼちやっていこうかな、と思います。
私もまったくわかってないところからスタートなので、やりつつ皆さんにもご説明できれば、と思っています。
Envelopeに樋口愉美子さんの刺繍キットが追加されました。
「花リズムのバッグ キット」と「スクエアガーランドのサシェ キット」。
このバッグ、かわいいねぇ!あまり物は入らないサイズかと思ったら、<出来上がりサイズ>タテ33cm×ヨコ40cm×マチ8cm(もち手含む)、意外と大きいね。木の持ち手はリネンバードオリジナルのもの。
サシェのキットにはラベンダーのポプリがついています。キット1つで2つのサシェが作れるんだって。
どちらも、材料セットのみで図案と作り方は「樋口愉美子の刺繍時間」参照です。
これまでも樋口さんの刺繍のキットはすぐに sold out になっていたので、これもアッという間に売り切れるんだろうね…
ウイスターから新作、3つご紹介します。
まずは、一昨年冬からの人気商品「MIX ROLL(ミックスロール)」の春夏糸「ミックスロールクロッシェ」綿50%アクリル50%、100g/約395m、かぎ針4/0~5/0号。
名前にクロッシェとついているだけあって、かぎ針推奨ですが、棒針で編めないわけではありません。
細い糸を何本か、色をずらして束ねることでグラデーションを作るボッベル糸と呼ばれるタイプの糸で、撚りがかかっていない引きそろえただけの状態なので、編む際に糸のかけ損ねに注意です。
1玉編みきりの長方形ストールのレシピがついています。
2つめは「コトリネ」綿53%ポリエステル47%、約30g/約102m、棒針4~5号/かぎ針4/0号。
綿・アクリル混なのに、リネンのようなシャリ感のある糸。名前の「コトリネ」もコットン+リネンからつけたそうです。和風な色合いの5色展開です。
そして、3つ目が「MOU(ムー)」綿80%ナイロン20%、40g/約35m、棒針8~10号/かぎ針8/0号。
綿の細いループヤーンをリリヤンにした糸で、タオル地のような面白いテクスチャーです。キッズイメージの(私はポンポネット色と呼んでいる)4色。
子ども色って、ファミリア色→ミキハウス色→ポンポネット色って変遷してますけど、そろそろ新しいのが出てもいいのにね。(実際、今のポンポネットはこういう色合わせはしてないですよね。)
それはさておき、これであみぐるみ作ったらきっとかわいいでしょ!と思ったので作ってみました。
一応、クマを作ったつもりなんですけどね…
目・鼻は家にあった半端ボタンを使用。素朴な手作り感が出ていいんじゃないかと思って。
先日ご紹介した Ravelry(ラベリー)、どういうものかというと、お料理サイトcookpadの編み物版だと思っていただくのがわかりやすいかな。
登録したら自分のレシピを up できます。作ったものの写真の up のみもOK(「つくれぽ」みたいなもの)。
ただ、cookpad は検索・閲覧だけなら登録しなくてもできるけど、Raelry は見るだけでも登録(無料)が必要です。
というわけで、まずは登録方法から。
メールアドレスを入力
↓
届いたメールのURLにアクセス
↓
ユーザーネームとパスワードを設定して登録完了。
という流れです。
まず、コチラhttps://www.ravelry.com/ をクリックしていただくと、トップページが表示されます。
[ join now! ] のボタンをクリックすると、メールアドレスを入力する画面が表示されます。
ここで、「Your email address」の枠にメールを受け取りたいメールアドレスを入力し、その下の [ Email me signup link ] のボタンをクリックすると、入力したメルアドにラベリーからメールが届きます。
そのメール内のリンクをクリックすると、「Create your Ravelry account(アカウントをつくりましょう)」の画面が表示されます。
①ユーザーネームは好きな名前をつけてください(半角英数のみ使用可)。もし、すでに同じ名前の人がいたら、登録可能な名前の候補が表示されますので、別の名前(候補以外のものでもOK)にします。
②パスワードを決めて、入力します(半角英数、7文字以上)。
③確認のため、もう一度同じパスワードを入力します。
※その下の小さなボタンは、「ラベリー内でどういうものを見たか、住んでいる国はどこか、使っているブラウザは何かなどの情報をラベリー側に提供します。」というものです。✔を入れなくてもOKです。チェックを入れてしまっても、登録後に外すこともできます。
④ [ Create your account ] をクリックして登録完了。
以上で、ラベリー内のみなさん(ラベラーっていうんだって)の作品を見ることができます。
使い方は、動画での説明があるのでわかりやすいと思います。
とにかくレシピを探したい!という方は、画面左上の「patterns」をクリックするとレシピ検索の画面がでます。
左上の検索窓からフリーワードで検索できます。英語で入力しないといけないので、どういう単語がいいのかわからない場合は、右側の「browse categories(カテゴリー検索)」や「popular attributes(よく検索されているワード)」の下のワードから選ぶと良く見られているものなどが出てくるのでわかりやすいと思います。
また、左上検索窓の下にある「pattern browser & advanced search」をクリックすると、より検索しやすい画面に行けます。
とにかく、あれこれ見て回っているとだんだん英語表記にも慣れて、(意味が分からなくても)気にならなくなってきます(笑)。
ちなみに、基本的にPC向けのサイトです。
スマホでも見られますが、ちと見づらいかな…スマホ用アプリもあるようです。
今月の新刊本ご紹介、2回目は編み物の本と刺繍の本を1冊ずつ。
「かぎ針編みの袋もの」3/25発売。
クラッチバッグはベルトに手を通して持つ形、かわいいね。丸いモチーフをつないだ巾着もかわいいけど内袋が必要かも。昔の水兵さんが持ってたようなバック、シンプルなトートバッグ他、ポーチもあるみたいです。
毎年たくさんのバッグ本がでるので、新しいものを考えるのは大変だろうなぁ…
「青と白の刺繍」3/25発売。
海や自然のものをモチーフにした、かわいくて、ちょっとクールな刺繍の本。
青と白の糸だけを使っていて、糸を混ぜることによって微妙な色を作り出しています。
かっこいいもの、不思議なもの、面白いもの、色々あってとても楽しい本。
巻貝のハサミ入れって…どうやって作ってるんだろう、と興味津々。
ただ刺繍するだけでなく、いろんな雑貨に仕立てるっていうのがいいね。
ラベリーで編みたいと思うレシピを見つけた!けど、英語のレシピはわからない…
という場合、検索すると、たくさんのお優しい方が日本語での解説をWebに無料公開してくださっています。
検索するのは面倒だし常に手元でパッと見られるので、やっぱり本がいい、という方にはこちら。
どちらも西村知子さんの本で、「編みもの『英文パターン』ハンドブック」のほうが出版時期は早いです。
出版社が違いますが、 内容はあんまりかぶっていないと思います。ラベリーに関する記述もあります。
さらに、西村さんのレッスンが、東京・横浜・名古屋・心斎橋のヴォーグ学園で受けられます。
一応、ネックウォーマーを英文パターンで編むことになっていますが、ご自分の編みたいものについての質問も受け付けてくださるそうです。
どのクラスも「残席わずか」か「キャンセル待ち」なので人気があるんだねぇ。
コラム「毛糸の太さ表記」up しました。
毛糸の太さを表す言葉「並太」とか「合細」、最近使わなくなりましたよね。
糸のラベルにある針の号数と、目安の標準ゲージから読み取れるメーカーさんの想いとは…?
最後に英語での表記も載せましたので、ご参考に。
Eテレの「デザインあ」という番組をご存知でしょうか。
今、我々の身の回りにある物、サービス、あらゆるものが考え抜かれてデザインされたものであると知ることができる、面白い番組なんですが、その中に『解散!』というコーナーがあります。いろんなものを分解して、コマ撮りアニメで見せてくれるものなんです。はっさくの砂のう一粒一粒まで分解したり…単純に分解できるものだけでなく、紙にプリントされた文字や服の模様まで、どうやって!?っていう映像が見られます。
ひとつひとつ動かしては写真に撮り、動かしては撮り…気の遠くなるような作業を経てできていて、どんだけ根気のある人達なんだ!と感心します。
そのなかに、「ワイシャツとセーター」という回がありました。
最後、ワイシャツは各パーツに切り抜かれた生地に分解されるんですが、一方セーターは、当然と言えば当然、糸になります。
常々、編み物の面白さは1本の糸からあらゆる形を作り出せること、だと言っていますが、こうして映像でみると本当にそうだな~、と感慨にひたりましたね。
この面白さ、伝わるかなぁ…