September 2021
AMANO の MAMACHA が届きましたー。
70%ベビーアルパカ、30%メリノウール 100g/50m、ふわっふわの極上糸です。
「MAMACHA」は、ケチャ語で ”loved and eternal mother” と言う意味だそうです。その手触りに魅了され、欲しいなぁと思いつつもなかなかタイミングがなくて、いつかきっと買って、何かを編もうと思っていた糸です。
MOORIT で、AMANO ESPERANZA HAT の糸セットとして販売されていたもので、ブルーベリー2カセとアサイーブルー1カセが組まれていました。
糸の販売ページには、ブルーベリーがなかったのと、バラで買うより若干安かったのでセットで購入しました。
少しムラのある色がとってもいい味をだしています。
余談ですが、MOORITさんが「糸セットのみでレシピはついていませんが大丈夫ですか。」とわざわざメールで確認してくださいました。私はカウルを編むつもりでしたので、「レシピは不要です。ご確認ありがとうございます。」と返信したのですが、実はレシピは付いてくると思っていました(^^;
確かに、商品の説明欄に「※レシピは別売りです。」と書いてありますが、きっと誤解する人が多いと思ったのでしょうね、丁寧な対応をされるなぁ、と感心いたしました。
9月の新刊本を2冊ピックアップ。
まず、「ノラ・ゴーンのケーブル編みソースブック」9/8発売予定。
2016年にアメリカで刊行されたものが、西村知子さんによる翻訳で出版されます。ただ日本語訳にしただけでなく、より分かりやすいように工夫が施されているそうです。
150種以上ものケーブルパターンと、作品も15点掲載されています。また、ノラさん考案のSSE(メリヤス編み換算システム)の数値が記載されているので、模様を置き換えたり、組み合わせたりといったアレンジがしやすいのも大きな特徴です。これ、すごく便利だと思います!通常、ケーブル模様を使う場合、すべての模様を編んでみて、ゲージをとって、配置して…と、とても手間がかかります。それが、メリヤス編みのゲージをとるだけでいいなんてすばらしい。
そして、「林ことみのパターンコレクション」9/25発売予定。
まだ詳細は不明ですが、表紙を見ただけでもわかるように、林ことみさんのことですから、ユニークなパターンが載ってるんだろうなぁ…
冬物を編み始める時期だからね…といいわけしつつ毛糸を買っちゃったので、何を編もうかあれこれ思案しています。
まずは、先日届きました、AMANO の MAMACHA。
MOORIT から出ている「ALPACA 糸に恋して」という、AMANO の糸を使った本があって、そこに載っているフーディーカウルみたいなのを作りたいんだよねー。
ただの筒じゃなくて、かぶりやすいように若干後ろにカーブをつけたいんだけど、かぶっていないときに後ろにだらーんってならない程度にしたい。
2色あるので、どう配置しようかなぁ…
そして、まだ届いていないけど、Carashoptokyo で買った BLUE FOX SUPER FINE MERINO YARN。
これは、シンプルなリブセーターにしたいなぁ。
タートルネックのセットインプルオーバー。
久々にまじめに製図して、ぴったりしたセーターを作ろうと思っています。
これを玉巻きにするために、DARUMA の玉巻器 type2 買っちゃったーん。
ちょっと途中で放置していた、コットンのマーガレットは、あと仕上げだけなので、もうちょっとでお披露目できる予定。そうしたら、一期一会のループヤーンで編んでいる SWEATER No.13 を編みつつデザインと製図をしていかなくちゃなーっていう感じです。
MOORIT に革のボタンが入荷。
オーソドックスな4つ穴のボタン(20㎜)、革ボタンといえばこれ!っていう形ですね。メンズのカーディガンや少しボリュームのある編地にもしっかり存在感があり、かつ邪魔しない感じ。
ハト目で穴を強化してある2つ穴のボタン(22㎜、18㎜)、4つ穴のボタンより薄手のカーディガンなどに合うボタン。
羊がエンボスされた足つきボタン(19㎜)。飾りボタンにしてもいいし、コートのボタンにこれが付いていたらめっちゃおしゃれ~。
PURL SOHO のフリーパターン、「Reversible Hat + Cowl In New Colors」のお帽子がかわいい。
てっぺんのふぁさっと付いている飾り毛がなんとも…^^
メリヤス編みだけなのですが、糸が細いことと、お帽子はもちろん、まっすぐに見えるカウルも増目、減目が入るので、初心者さんには少しハードルが高いかもしれませんが、輪編みに多少慣れている方なら問題ないと思います。
薄手のニットは、手編みの腕がワンランク上がって見えて、達成感もひとしおですよ。実際、上達すると思いますし。
Carashoptokyo's STORE の「FAIR ISLE HAND WARMER キット」かわいいねぇ。
使用糸は、Wool Linen Alpaca(Wool65% Linen25% Alpaca10%)という、ちょっと珍しい混紡です。柔らかくて、サラッとしてるのかなぁ…いいなぁ。
2本取りに合糸して玉巻でセットしてくださっているそうです。
わりとシンプルな色使いで、メインカラーが NAVY、CAMEL、ROSE の3色展開です。
MY FAVOURITE THINGS・KNITWEAR の Camisole No.3 を編んだ AND WOOL の No.22 でマーガレットを編みました。夏でも二の腕を出したくない私には羽織もの必須。
かぎ針で編んだ本体に棒針編みで縁を付けました。リブは表目だけねじり目の1目ゴム編みです。最後は裏目のふせ止めにしてあります。裏目のふせ止めは縁としての見た目もわりと好きなので、伸縮性が必要でないときの止めによく使います。
そして、このマーガレット、短いプルオーバーにもなる、2WAY になっています。
前身頃、後ろ身頃共に横長の長方形を編んで、肩とそで下をはぎ合わせるだけ。後ろ身頃は前より4cm程度長く編んであります。こうすることで、プルで着た時にちょうど前後同じくらいの長さになります。
プルの襟ぐりは、マーガレットのときの背中側になるので、ボタンで閉じられるようになっています。
3月に予約した「52 Weeks of Socks」が届きました!
届くころには忘れてるかもと思っていましたが、ちゃんと思い出していました(直近まで忘れてたけど)。8/17に発売だったのですが、昨今の国際便事情がよくないせいでしょうか、ちょっと届くのが遅くなりました。
ハードカバーは去年の2月に発売されていて、それのペーパーバック版です。内容は全く同じで、お値段が1/3程度(ちなみに、私が購入した価格は2,069円です)。
それでも、表紙の題字がエンボスになっていたり、中もフルカラーで、お値段以上♪
英文レシピですが、ケーブル模様などには編み図が付いていてわかりやすくなっています。はき口から編むレシピもあれば、Toe-up で編むレシピもあり、かかとの編み方もいくつかバリエーションがあるので、どれもこれも編みたくなっちゃうねぇ。
最初に見たときにいいなぁと思ったフットカバー、やっぱりいいなぁ。
これは近いうちに編もう。
Eylul で発売されている「Dyyni by kouvive kit」気になってるんですよね。
前身頃全面に入っているケーブル模様、後ろ身頃とお袖は裏目がねじり目の1目ゴム。少し立ち上がったボートネック(ファネルネックっていうらしい)がラフな感じでいいよね~。
使用糸は、Brusca by Rosa Pomar(100% wool,、50g/125 m)、8号で編むので、そんなにざっくりでもなく、細くもなくちょうど編みやすい太さです。
ナチュラル、ライトグレー、ブラウンの3色展開、どれも染めていない自然の色。
そのうち編みたいものがまた一つ増えた…
「かわいい刺しゅう」Vol.77 できました。
初めての立体刺繍ですよ~。
チューリップとカラーの花びらを作りました。
たぶん、立体刺繍と言ってもやり方はいろいろあるんだと思いますが、今回やったのは、輪郭に沿ってワイヤー(細い針金に和紙を巻いたもの)を縫い留め、それを覆うようにロングアンドショートステッチで刺し埋めます。最後にブランケットステッチで縁取りをして… 次号でこれを切り抜いて土台の刺繍につける、と。
さて、上手くいくでしょうか。
ところで、このシリーズ、100号まで延長されることとなったのですが、私は当初の予定通り80号までで終わることにしました。
あとちょっと、楽しみたいと思います。
MOORIT に、Adele's mohair Brushed と Adele's mohair Boucle が入荷しています。
Adele's mohair Brushed は、キッドモヘア78% ウール13% ナイロン9%、50g/約110m、棒針3.75mm-8mm(日本規格6号-8mm)。
Adele's mohair Boucle は、構成は Brushed と同じ、50g/約100m、棒針4mm-8mm(日本規格7号-8mm)。
南アフリカの農村部の女性たちの手による、高品質のモヘアの手編み糸です。美しい色合いは、ハンドダイで染め上げられています。本当に色がきれい。
MOORIT の「ヴィンテージパターンブック」に、この糸を使用した作品が載っています。
表紙のコートは Adele's mohair Boucle を使用したもの。
この本、私も持ってるけど、レトロなデザイン満載のとっても素敵な本です。
Purl Soho のフリーパターンに出ている Syncopation Blanket。
一瞬、裏メリヤスの編地にランダムに表目のラインをいれただけ?かと思ったのですが、表目が際立っていてきれい。
レシピを見て、納得。表目のところはすべり目をしてあります。なるほど、だから浮き上がって見えるのね。
こういう、ランダム模様ってセンスが問われますよねー!
シンプルだけど目を引く、すっごく素敵なブランケット、いいなぁ。
まっすぐで、基本メリヤス編みだし、簡単。
必要なのは、たくさんの毛糸と時間と根気です。
日本手芸普及協会が出している、「Handy Crafts Vol.112」が届きました。
その、ニット部門別冊をご紹介します。
テーマは伝統のニットということで、フェアアイルとアランの作品(編み図)が載っています。
日本手芸普及協会の会員向けの雑誌ということで読者はほぼ全員有資格者だからでしょうか、総編み込みのコートやセーター、これでもか!と模様を詰め込んだアランセーターやカーディガン。すご...
SWEATER No.13、だいぶできてきています。
もう片袖を編めば出来上がりです。
トップダウンで編むレシピはやっぱり楽ですね~。
とじはぎって、私は結構好きなんですが、それでも、パーツが編み終わった後のはぎを思うと「あぁ…」ってなりますもんね。
あと、面倒と言えば、カーディガンの前立てね。編む分量からすれば、たいしたことではないはずなんだけど、本体が出来上がった後から前立て編むのは結構ハードル高い。
そんな時に私が唱える呪文は、「始めれば終わる」です。面倒だな~と考えてしまうとなかなか手を付けられないのですが、あまり考えずに始めてしまえば、気が付けば終わっているものです。
あたりまえですが、面倒だから、と手を抜くといいものはできません。
でも、面倒だから、と工夫をすれば新しい発見につながります。
Eylul に入荷している、The Fibre Co. の Arranmore light、いいですねー。
メリノウール80% カシミア10% シルク10%、100g/300m、棒針3.75-4㎜
ぽつぽつとネップの入った、ツイードヤーンです。ナチュラルな色合いはもちろんいいんだけど、ピンク、黄色、赤やグリーンのカラフルなのもいいねぇ。
こういうクレージーパターンのアランを、模様の変わり目とは別のところで色を変えて編むとか、めっちゃ可愛い。
うわー!作ってみたいー!
DARUMA の新作糸ランブイエの生地糸が販売されています。
生地糸って何かというと、染色する前の糸のことです。
つまり、この糸は、「自分で好きな色に染められますよ」っていうことですね!
以前にもご紹介したことがありますが、DARUMA では、染料も売ってます。
赤、青、黄の三原色ですので、混ぜて色を作ることができます。
面白そうですよね~、やってみたい気持ちはずーーーっとあるんだけど、思い通りの色を作れる気がしないんだよね。
染液の色と染めた色って違うし、乾かすとまた色が変わるし、何度も試して失敗して、配合が決まった!と思っても同じ色を再現できなくて…っていう未来しか見えない。
ランブイエの生地糸は、100g×5カセのセット売りです。
Cocoknits の新商品がまたまたかっこいいー!
ウォッシャブルペーパーでできた、Maker's Board。色は2色、Accessorie Roll などとお揃いにできます。
中に鉄板が入っていて、マグネットで編み図などを貼っておけるものです。スタンドにもなる形。リネンの袋が付いています。
ウォッシャブルペーペーは、ジーンズのラベルなどに使われている、強度のある紙です。革っぽい見た目で、名前の通り洗えます。この製品も、鉄板が抜けるようになっていて、洗えるそうです。
この他、マグネットとルーラー&ゲージセットも出てます。
マグネットは、新作のEarth tone シリーズのカラーですね。ルーラー&ゲージセットにもマグネットが仕込んであるので、Maker's Board にくっつきます。
私が持っているのは、すごく古い KnitPro のチャートキーパー。
もう10年近くも前のものだし、そろそろ新しいのが欲しい…
でも、PCで製図して、PCの画面見て編むことが多いので、使ってないなぁ…
「かわいい刺しゅう」Vol.78 & 79 届きました。
ミニタペストリーは、Vol.78 でポインセチアの土台と立体パーツを刺して、Vol.79 でいよいよ土台に立体パーツを付けていきます。立体パーツを切り出すのが怖いなぁ…
小物課題は、クロスステッチのトートバッグです。トートバッグと言うにはかわいい形、サイズ(横31㎝×縦32㎝×マチ5㎝)。リネン地にクロスステッチするのですが、細かいよ~。
MY FAVOURITE THINGS・KNITWEAR の Sweater NO.13 ができました。
むふぅ…^^ ふかふかで気持ちいいです。
使用糸は、knittingbird の 並太-ベビーアルパカ混起毛ループ(グレー)です。
軽くて、暖かです。寒いときにこれ着てたら幸せ感じられるぅ。
これは、活躍してくれそうな予感。早く冬が来ないかなぁ。
Eylul で予約販売中の「The Shetland Trader, Book Three: Heritage」、デザイナーのGudrun Johnstonさんのお母様の70年代のコレクションから再構築されたデザインの数々が素敵です。
シェットランドヤーンで有名な Jamieson & Smith の糸を使った作品は、どれもとてもかわいいです。
なんていうか、レトロだけどクラッシックじゃない感じ。
販売は10月14日、予約受付は本日25日23:59までですよー。
MOORIT に Shepley Yarns MARIOLA MERINO が入荷しています。
スペイン産メリノウール100%、50g/230m、棒針3~6号(US3-5/3.00mm - 4.00mm)
スペインといえば、メリノウール発祥の地、そのスペイン産のメリノウール(ノンミュールジング)を100%使用し、200年以上もの歴史のあるイギリスの紡績工場で丁寧に作られた糸です。
有名アパレルメーカーでも使われている Shepley Yarns が手掛ける手編み用の糸、なかなか日本では入手できるところがないので貴重だと思います。
まだ脂の残る糸は、編んだ後に洗って仕上げることで柔らかくふかふかになるそうです。懐かしい毛糸の匂いがするんだろうなぁ。(まぁ、あまりいい匂いとはいえないけど…)
2plyの甘撚りな細い糸です。フェアアイル用の糸としてよく見かける、J&S の 2ply Lace や Shetland Heritage みたいな糸かな。ただ、J&S の糸はシェットランドウールなので、それよりももっと柔らかいと思います。
色も渋くていいよね~。
MOORIT には、この糸を使ったショールのレシピもあります。
Shepley Yarns が2002年設立となっていて、あれ?そんなに新しいはずが…と思い少し調べましたが詳細は不明、おそらく家族経営だったのを、会社組織にしたのが2002年ということなのかな。
余談ですが、Shepley Yarns の会社紹介のページの写真が、まるでハリー・ポッターの映画のよう!と思ったらまさにそうで、どうやらこれは、グレナフィナン高架橋というスコットランドのウエストハイランド鉄道にある、世界で最も古いコンクリート製の高架橋で、ホグワーツ・エクスプレスのモデルとなった蒸気機関車ジャコバイト号が現役で走ってるのだそう。
「かわいい刺しゅう」Vol.78 のミニタペストリー課題できました。
ポインセチアの土台部分と立体刺繍を刺して、前回刺した立体パーツ共々切り抜きました。
切り抜くのは、緊張した~。
刺繍した糸を切らないように、でも白い生地が縁に残らないようにぎりぎりを切らないといけないので。
ここで、大活躍してくれたのが、愛用の Premax の糸きりばさみです。
先が尖っていて細かいところが切りやすいし、刃にカーブが付いているので、残したいところに背を当てれば、誤って切りたくないところを切ることがありません。切れ味抜群で力がいらないから、ブレずに狙ったところをピンポイントで切れます。
このハサミを使うと、今まで「よく切れる」と思っていたハサミが、「いや、まぁ、悪くはないんだけどね」になっちゃう。
次号で、これらのパーツを土台の刺繍の上につけていきます。
それもまた難しそう…
Carashoptokyo's STORE で購入した、BLUE FOX SUPER FINE MERINO WOOL YARN が届きました。
梳毛糸(「そもうし」についてはコチラで少し説明しています)なので、サラッとしていて、少し艶があるとってもきれいな糸です。伸縮性はあまりありません。
ブルーフォックスは、もちろん柔らかくて気持ちいいだろうけれど、ひょっとしたらちょっとチクチクがあるかも?と思っていましたが、杞憂に終わりました。チクチクなんてしませんっ。
打ち粉をしたパン生地を触っているような感触(わかります?笑)です。めっちゃ気持ちいい!
タイトな、いわゆる「きれいめ」のリブセーターにしたいと思っています。編むのが楽しみ。
兵頭さん直筆のメッセージカードとパンダのマスコットがオマケについていました^^お心遣いに感謝。
DARUMA STORE に、キットが続々登場してますね。
どれも、ちょっと凝ったデザインで、小技が効いています。
白のラグランセーターは、後ろの裾に返し編みをいれて後ろ下がりにしてあります。
モスグリーンのプルは、背中の三角形のパーツがポイント。
以上2つは再販かな。
雪山のセーターは今年の新作ですね。大きくとった丸ヨーク、切り替え部分の編み込みがきれいで、下はケーブルという、かなり編みごたえのあるセーター。
全部ワイドなシルエットだなぁ…今年もオーバーサイズが流行りですか?