ツートーンの長袖Tシャツその1

2017.2.20


本年、春物第一弾は、ツートーンのラグランセーターです。トレーナーとか長袖Tシャツのようなイメージ。

 

ネップがあって、ややひっかかるので、とても編みやすい糸というわけではありませんが、マラブリゴレースのほっそい糸に比べるとどんどん進む。

後ろ身頃が出来ました。

ブロッキング前と後の写真。

シルクと化繊の入っている糸なので、低温でスチームしました。

裾は「折り返し編み(そんな名前ついてたっけ?)」。後からほどける作り目で始めて、折り返す分の2倍の段数編んだところで裾を折り返して、次の段を編む時に作り目のシンカーループと針の目を2目一度に編んでいくという手法です。リブにしたくない時によく使います。

裾をすこし丸くしたかったので、こちらは「引き返し編み」でカーブをつけました。

また、袖のラグランラインから肩ヨークをつなげて編むつもりなので、身頃の上の方は切れているみたいになっています。