KnitPro のケーブルでライフライン

先日、KnitPro の新シリーズがなないろ毛糸さんで買えるようになったとの話題を書いたのですが、ケーブル買おうかな～っと、商品ページを見ていたら、「 針の根元の穴はライフラインとして使用できます 」との記述が！！

えぇっ！？初耳！どういうこと？どういうこと？

ケーブルにある穴と言えば、針とつなぐときにしっかり締めるためのキーを差し込むだけのものだとばっかり思っていました。この、キーで締めるという行為が非常に重要で、これのおかげでしっかりジョイントされて、緩んでこないのです。

で！その穴がライフラインとして使用できるですって⁉

うぉー、目から鱗だわ！

まず、ライフラインとは何ぞやと言うと、透かし編みなどの複雑な編地で、間違ってしまったときに解くのって大変じゃないですか？掛け目や２目一度でどうなっているのかわからなくて、目を拾うのが一苦労ですよね。

で、「ここまでは大丈夫、間違ってない」っていうところで、その段に別糸を通しておくんです。これをライフラインと呼びます。その段まで解いて、ライフラインに沿って目を拾えばいいので慌てなくていいね、という保険みたいなもの。

じゃぁ、ライフラインをどうやって通すかというと、とじ針をつけた糸を編み針に沿って通すということになるんですが、これも結構面倒です。糸を割らないように気をつけないといけないしね。

そこで、この穴ですよ！ここに別糸を通して止めておいて、そのまま編んでいき、ライフラインを通したい段で外して別糸はその段に置いていくっていうことができるのね。

以前、addiの付け替え輪針のケーブルで、スリットが入っていて糸を挟めるっていうのがあったけど、今持ってるケーブルでできるんじゃん！すご。