prepare a hank of yarn for winding

カセ糸のほぐし方


カセ糸とは、糸を紡いで巻き取った時のままの大きな輪になった状態の糸で、それをねじった形で売られています。
 

通常、玉に巻き直して使いますが、まず最初にしておかなければならないことがあります。

それは、ぎゅうぎゅうとねじった状態で保管されていた糸をほぐしてやるということ。

ねじった状態のカセ糸
ねじった状態のカセ糸

カセ糸は、嵩を減らすため、きつくねじった状態で保管、流通しています。そのため、私たちの手元に届いた時には、糸同士がくっついていますし、糸が痩せてしまっています。

それをほぐして、空気を含ませてやることでふっくらとした本来の状態にもどしてやらなければりません。

やり方は、とても簡単

 

 

 

ねじってあるカセをほどいて、輪の状態にする。

 

 

   ↓

 

 

 

輪の中に両腕を入れる。

 

 

 

   ↓

 

 

軽くパンパンと数回両腕を外側に素早く開く。

腕にかける位置を変えて、もう一度同様に行う。

これだけで、ふっくらと空気を含んだふんわりとした毛糸に戻ります。また、くっついていた糸もさばけて、このあと巻き直す時に絡まりにくく、使いやすくなります。

さばく前と後では、こんなにボリュームが違います。

糸1本1本がふっくらとして、糸同士もパラパラとほぐれています。