「輪針で簡単!かわいい手袋とくつ下」

2017.12.14


さて、Book review も3冊目、「輪針で簡単!かわいい手袋とくつ下」です。実は買おうかどうしようか迷ったのはこの本。ただ、これの副題「i-cordだからきれいにできる」の部分にひっかかったんですよ。

i-cord って、細いチューブ状の物。1段3目とか4目とかを輪でぐるぐる編んでいくものです。で、輪で編んでいく方法が、普通なら4本の針に分けて、とか輪針で、とかなんですけどなんせ目数が少ないですから、両端針2本で、平編みの要領で1段編んでは、裏返さずに、今編み終わったのと反対の端=さっき最初に編んだ目(つまり編み始めの目は常に同じ)から次の段をまた平編みする、というやり方です。すると当然輪で編んだのと同じことが起こります。編み終わりの目=編地の表から見て左端から、編み始めの目=編地を表から見て右端の目は糸がつながっているということ。編んだことがおありの方ならわかると思いますが、目数が少なければ、この糸の渡る距離は短いので、どうってことないのですが…

この本では、手袋の指の部分を i-cord で編んでしまえ、ってことらしいので、渡り糸が結構緩みが出るよね。それ、どうするの?で、手のひらや手首部分も  I-cord なの?くつ下も?っていうあたりを確認したかったので、買ったのですが…

あぁ、そういうことね。緩んだ目と目の間の糸は後からすくって1目作ってしまえ、ということです。目を落とした時に拾う要領ね。

め、めんどうくさい…そんな事なら、最初から輪で編んだ方が簡単だよ。

写真で説明してあるページを写真に撮ったのですが、何となくこの本の肝はここだし、これを上げちゃったらあとなんにも残らない気がするのでやめておきます。手のひらや手首、くつ下は普通に輪で編みます。

あと、くつ下のどこに i-cord かというと、かかとです。もう、かかとはいろんな方がいろんな編み方でいかに簡単に美しくできるかやっていますが、これはちょっと…ごろごろしないかなぁ。それに、そのために別にi-cord 編んでおくってちっとも簡単じゃない気がするなぁ。はっ!以前に i-cord メーカー買って、使ってないけど、ここで使うべきなのか!?

 

なんか、「簡単!」ってむつかしいね。

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